「匠」の技 極めればナットク!! カクテルとビール
NHKのBS系はなかなか味のある番組を放映する。偶然見た番組で、カクテルとビールのうまみを出すのにプロの技はどう違うのか!? といった点をスーパースピードハイビジョン映像で解明して見せていた。
カクテルでシェーカーの振り方を仔細に見ると、バーテンダーの技は前後に振るだけのように見えるが、実は(ひねり)を加えていることが解る。ひねりを加える事によって、氷がぶつかり原酒が薄まる事がなくなり、まろやかな味が出るとのこと。
ビールの場合は、(泡)の粒が小さく均一な事がビールに蓋をした形になり旨味を保つコツとなる。サーバーからビールを注ぐやり方次第で泡の粒が変わる事を、やはりハイビジョンで写して見せていたが、納得ものだった。泡の量を目安とする前に(泡の粒の細かさ)がまろやかな旨味に繋がる事を知っておきたい。ま、居酒屋でバイトの女性が生ビールをサーバーから出したり、宴会の時にピッチャーで飲む事が如何に泡を冒涜!?しているか! 知るべきだと思う。
※画像のバーテンダーは、銀座7丁目サッポロライオン・ビアホールで30年以上もサーバーから、生ビールを注ぎ続けてきたという から凄腕の(生ビール出し名人)といわれる「匠」なのだ。
※「東京名店塾」では、「匠の志」を持ち続ける仲間を目指していますが、私、塾長の安岡は住まいが鎌倉ですが、「名店塾」で知り合った男爵さんの(エルパーマと白髪ぼかし)の技に惚れ込み、カットに通っています。「匠」の技と言えるオリジナルな技術ですが、どう皆さんへ伝えていくか!?