東京タウンウォッチング 川越一番街「亀屋」 090812写
創業225年経つ、川越きっての和菓子の老舗である。川越藩献上菓子は勿論、3代目あたりから藩お抱えの絵師の子息「橋本雅邦画伯」の作品を家宝としてコレクションし、六代目の当主が「山崎美術館」(*亀屋の裏手にある)を開設したと言うから格式の高い家柄であった。
随分以前に拝見した時の記憶では、味わいのある画風の日本画であったように記憶している。日本画は、凡庸な私には理解し難い所が多いが、今度は少しでも(枯淡の味わい!?)を感じてみたいと思う。
亀屋は、代々新しい事を生み出す家風であったようだが、現八代目当主が庶民的菓子であるどら焼きを題材にした「亀どら」を開発し、ヒットさせた。格式から考えて大英断だったのだろうと推察するが…。