鎌倉ウォッチング 鎌倉山「らい亭」の重厚な山門
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
4/6(火)の「イムスクラブ」鎌倉ウォッチングは、桜の名所鎌倉山からスタート。
11年ぶりに「鎌倉山」というアドレスに建つという住宅の不動産屋的うたい文句に依れば…『鎌倉の奥座敷に澄むーー「鎌倉山櫻離宮」…』となる。 まあ、そんな観光客の少ない別天地の趣も満更ではありません。
その一画に、蕎麦と庭園で名高い「らい亭」があります。ここでお昼を戴きます。入口の山門は、重厚そのもの。蕎麦どころには“重すぎるなあ”と思ったら、やはり名刹の山門を移築したものとか…。実物はこんな写真のようなものではありません。
入口では庭園観覧券500円を買って入るが、食事でも甘味処でも料金に充当される仕組み。ここのおねえさん(オバサンというと機嫌が悪い)が又、なかなか愉快で愛想が良い。4/6には、休み返上で私達の為に出勤するというリップサービス!?
そんな山門のいわれや歴史を拾ってみました。
『当施設は昭和の初めに日本最初の分譲別荘地として開発されました。山門はその折に、1642年、鎌倉西御門にあった古刹寿延山高松寺に建立されたものを移築したものです。
本館は、江戸時代の建造で、戸塚の豪農猪熊家の旧宅を移転改築したものです。室内には日本で最初に焼かれたステンドグラスや明治初期の外国製シャンデリアなどがあり、現在もそのまま使用されています。
庭園は、廻遊式とよばれ、石仏・石塔・竹林・梅林・季節の草花等を楽しみながら散策することができます。また、庭内には茶室「月庵」や甘味処「露庵」があり、そこから眺める富士箱根連山は一幅の絵を見るような趣があります』…もし、富士山が見られたらラッキー!!??
小高い所に建つ、かって別邸であった「山椒堂」には、田中絹代さんが住んでいました。
経営コンサルタント安岡裕二 TEL090ー3233ー7847