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遅い春。ツクシがやっと顔を出した。このかわいらしい姿をみると、なぜか子供のころの情景が浮かんでくるから不思議である。
ツクシはスギナの胞子茎。その姿から日本では「土筆」と表し、中国では「筆頭菜」と書くという。食用にもなるので、中国式の菜の表現は面白い。
ツクシの語源については「付く子」「突く子」「継いで遊ぶ草」など諸説があるようだ。
かつて、ツクシは身の回りのいろいろな所に生えていたが、最近は探さなければ見つからないほどに少なくなった。農地開発、宅地造成、除草剤の普及などの影響であろうか。少し寂しい気がする。
(写真:郡山市大槻町内にて)