12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

春の句

2014年02月26日 16時04分46秒 | 俳句

電子辞書の春の季語は、「春、陽春、芳春、三春(初春・仲春・季春の総称。春の三ヶ月。陰暦の1月・2月・3月)、九春(九旬の春(春の90日間)」等としている。

その例句集から、自分の好み3句を選んだ。

1.老いの春死ぬ気はなくて死にたがる        小出秋光
2.春たのしコントラバスを抱えゆく           光成高志
3.雨上がり春色俄(にわか)なる山河         安原良子  

「雄山閣の歳時記」では、季語は「春、陽春、芳春」としている。
解説では、立春(二月四日)から立夏(五月六日頃)の前日までの期間。  

1.蟇(ひき)ないて唐招提寺春いづこ         水原秋櫻子
2.山の春神々雲を白うしぬ               飯田蛇笏
3.春ひとり槍投げて槍に歩み寄る           能村四郎 ・・・これは名俳句百選になっている。

これは番外;
相当古い俳句だと思われるが、珍しい句が見つかった。


*** 春はあけぼの憲法九条深く息         石塚真樹