バス通院時には市街地も通るがトンネルを超えると山がよく見えて来る。ああこれが「山笑ふ」なのだと感じた。
途中、紅梅・白梅を眺め途中「淡水湖に沢山の水鳥」を見た。
更に、淡水湖の締め切り堤防は、淡水湖と海の入り江を仕切っている。右には、海の水鳥を眺め、左側は淡水湖の水鳥を眺めた。
バスの旅は、座席が高いので、遠くまで見えるのが有難い。
春の季語である。日常的に使う言葉でないので、俳句を詠む人が知るのみであろう。
季語;山笑ふ(やまわらふ)、笑ふやま、
冬の季語は、「山眠る」となる。
1.東山三十六峰みな笑う 清水基吉
2.山笑ふあっけらかんと物忘れ 杉山清風
3.山笑ふうしろの山も笑うなり 石川静雪