●奴隷社会に置かれている青年を救出しよう
青少年が未来を信じていないとすれば、私どもの社会には未来がありません。青少年は、生まれたまもなく受験戦争に放り込まれ、競争社会、格差社会の思想に染められていきます。その間に、深く自分自身を見つめること、友達を作ること、夢に挑戦することなどが出来ません。受験競争に勝ったものでも、そこで安住できません。世界は激動し、グローバル化しておりますし、10年先、20年先の見取り図のない世界のなかに人々は生きています。職にありついた青年たちも今度は厳しい市場競争、企業競争に晒されて、リストラの声におびえながら夜遅くまでマシンのように働かされています。これは一種の奴隷社会ではないでしょうか?日本は有数の経済大国になったのに、どうして青年たちに夢を与えられないのでしょうか?私はこういう青年たちを見て、心から同情しています。青年たちに夢と希望を与えることは出来ないのか、これは大人たちの等しく負うべき責任ではないでしょうか? . . . 本文を読む
グローバリゼーション(国境を取っ払い誰でも自由に商売できるようにしましょうということ)がやかましく叫ばれる今日です。詰まるところ、ドルというアメリカ合衆国の紙幣、つまりアメリカ政府の信用が世界の隅々まで価値の基準である経済システムにしましょうということです。
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