いろいろな仕事を経験し、古希を過ぎ、喜寿を過ぎ、青年時代から毎日新聞を読み、それなりに読書もして、いわば活字人間の私であるが、情報の空間が拡がり、必要な知識も多くなった昨今、思う事がある。それは何かと言えば、あることをやるには人生は短すぎるのではないかということである。毎日が極めて短く感じ、やることになかなか達成感が見いだせないということである。これはなぜか。おそらく、年を取ると、常識を疑ったり、これまでを反省した利する機会が増え、知識欲が深くなるからではないかと思う。達成感がないとは、時間不足で得た知識や技術に満足出来ないこということなのだろう。これはどのような分野においても、共通するのではないかと思う。 . . . 本文を読む