問題の解決を目指すのであれば、事実と道理を基にして、問題事案の認識の違いや利害の所在を明らかにし、問題を解決する方法、道筋を合意する。これが冷静で科学的対応法。ジャーナリズムは、そのような道筋を探り、世論を導くことが使命である。
外交においては破滅を生じさせてならない。戦争を呼び込むような緊張を作ってはならない。相手がどのように非道に見えても、国家の背後には隣国民を憎しみ合うような国民関係などあるはずがなく、外交の失敗は背後の両国国民に大きな負荷を負わすばかりでなく、歴史的な遺恨を残す可能性があるからである。
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