田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

禁煙歴20年+アルファ(1)

2008年12月05日 00時59分50秒 | 禁酒・禁煙
とはいえ、狭い部屋でたばこを吸い始めると、一時間もすると空気が汚れ、照明効果も落ちるのだ。そのころ、初期のワープロが導入され、私は「便利なものできたな」とこれに熱中したものだった。初期のワープロは、東芝製のJWシリーズだと思うけれども、スクリーンに黄色い文字が鮮やかに並んでくれるので、文書の生産性は飛躍的に向上し、仕事が大変片づいたものだった。45歳で会社をやめて(脱サラして)閉じこもり気味にコンサルテイングの仕事を始めたころ、やはり一番気になっていたのは健康だった。定期検診で年一回チェックしてもらっていた時代が過ぎ、自己管理の時代が来たわけである。それでも習慣からか、年一回の検診は大体受けていた。その頃から盛んに注意されていたことは、中性脂肪の値が高いことであった。このまま行くと遠からず脂肪肝という診断をもらうことになる、と医師は警告した。それ以外は特段の注意事項もなく、体重も65㎏前後でまずまずの推移であったが、困りものはたばこであった。職業柄禁煙は難しい、特に物書きに禁煙を強制すると逆にストレスがたまり、筆は進まず、病気になるといわれていた時代である。1日の本数は、フィルター付きのマイルドセブンで30-40本は吸っていたように思う。夢中に物書きをしていると灰皿がどんどん一杯になる。要するに煙突といわれる常態になるのである。灰皿を眺めながら、空恐ろしいと思ったことは一度や二度ではなかった。(続)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿