たばこは習慣性のものである。麻薬覚醒剤とその本質は共通である。麻薬覚醒剤が健康と精神に決定的なダメージを与え、さらに強烈な習慣性と依存性を持つ薬物であるし、進行すると治癒不能となるので、世界はこれを禁止しているが、たばこも、非常に希薄とはいえ、この傾向を持つ。これは本来禁止すべきものなのである。しかし、たばこは健康に悪いけれども重要な租税の財源である。政府がこれを禁止することはあり得ないほどの財源である。私の若い頃は「たばこは歩くアクセサリー」というコピーが町中に氾濫していた。いまはそのような積極的な宣伝は影を潜めたが、喫煙の勧誘はしつこく水面下で行われているようだ。聞くところによると小学生や中学生にも喫煙者がいるそうである。また、以外にも女性の喫煙者率が数十年前に比べて遙かに大になっているという。社会からたばこを追放することの是非はあまり論点にならないが、本来は論点にすべきことであろう。そうならないのは、たばこの生産者、税金を課す財務省、たばこ産業などの政治力が支配しているのだろう。
たばこは、「火をつけて吸引する」特異な嗜好品である。火をつける、吸引するという行動が許されることで「大人になった証」と社会が認知する。ばかげたことである。この行動の猟奇性が精神的な飢えを癒すいうことなのであろうが。
たばこは、「火をつけて吸引する」特異な嗜好品である。火をつける、吸引するという行動が許されることで「大人になった証」と社会が認知する。ばかげたことである。この行動の猟奇性が精神的な飢えを癒すいうことなのであろうが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます