田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

正月2日、庭にハンモックを吊る・・読書三昧

2009年01月02日 11時38分18秒 | 平和
抜けるような晴天に、木々の梢が朝日に美しく輝いている。往来も穏やかな正月二日目。昨夜は弓張りの月と金星が、絵に描いたように星空を彩っていた。この時期の空気はひんやりと綺麗である。庭に出ると出会い頭に野良猫と遭遇。いわゆるブチ色のどこに出もいる典型の猫。年の頃が一二歳か。じっと見つめ合う。初めて見るやつで相手も自分を敵か味方か確かめるように、じっとうかがうが、やがて馬鹿にしたような顔をして悠々と木立の中に姿を消していった。今日は庭にハンモックをつろうかとおもう。ブラジリアで手に入れた特性のやつで、二人が乗っても大丈夫、これを2本の木に結わえておく。ブラジルでは、家の外にハンモックをつっている人がやたら多い。乾いた気候の場所だけに、軒下につった吊ったままにして、老人がそこに寝ている風景はよく見かける。それをまねをしょうという算段だ。本を2-3冊持ち込めば、明るい日差しのある内は目も疲れないし、結構読書も進む。一昨年末故人となった鉄道マニアの世界の旅人の藤井常男氏(旅のペンクラブ会員)が南伊豆の別荘の中に、自分でこしらえた渡り廊下に、ハンモックをつり、ビール片手に読書をしていたのを思い出した。とてもそんな粋人のマネは出来ないけれども。

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