このご婦人が、たまたま「帰ってきたおばあさん」を観劇された後、演者の神田さち子さん次の様な手紙を送りました。
『戦争から生まれるものは平和などではなく、そこでは極限の疲労と飢餓、肉親との死別など想像を遙かに超えた過酷な現実と同時に、戦争というものがいかに人を狂気にさせるものかを知らされました。その中では憤りあり、怒りがあり、悲しみがあり、卑怯さがあり、訴えあり、などと共に人間としてのぬくもりや、逞しさ、寛容さ、さらには和解さえも織り交ぜた作者の平和を尊ぶ強烈なメッセージがこの劇の根底にあります。若いこれからの人達に伝えたい大切なものがここには一杯詰まっております。』
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