龍体力学覚え書き

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マラソングランドチャンピオンシップの録画チェックで秋華賞のショックから立ち直る

2023-10-16 12:47:18 | tv
昨晩は、まず秋華賞の録画をチェックして、超絶スーパー圧倒的1番人気のリバティアイランドが下馬評通りに1着してしまっただけでなく、2着3着もそれぞれ3番人気と2番人気。金にならん吐き気を催すような配当のレースを見せつけられて気分を著しく害したあと、パリオリンピックのマラソン代表の選考レースの男子の方の録画を先に観始めた。

ここ数日に比べて一気に気温が低下した中で本降りの雨。雨と風の悪天候のボストンマラソンでまんまと逃げ切ったキャリアのある川内選手が大逃げ。

ちょうど30年前の1993年オールカマーのツインターボ化し、さながらアニメ「ウマ娘シーズン2の第10話」における名台詞「これが諦めないってことだぁーーーーー」を具現化するかに少し思えたが、最終的には4着。競馬的に考えても、絶妙な走りと言えた。おいおいそのまま行くのかよ?・・・とニヤニヤしながら楽しめて、いくらか気分も回復。

大迫選手も前回MGCに続けての3着。役者やの~と思うのであった。まあワセダ閥とNIKE利権を考えれば、今回もなんだかんだ言ってパリ五輪男子マラソン代表の3枚目のチケットは彼の元にリザーブされていると思量する。

東京五輪同様、本番での最先着はおそらくまた大迫選手になるのではあるまいか?

でもって早送りでぱ~っと眺めた男子とは異なり、女子の方は普通に倍速でチェック。

asicsの厚底を履いた前田穂南さんはどんなもんかね?・・・と眺めていると、中盤から雨を吸った厚底シューズが鉄下駄のように負担になってしまったのか?、踏ん張りきれずフェイドアウトしてしまう・・・(嗚呼)。もともと薄底にこだわりを持っていそうだっただけに?(NIKEが次々に高性能の厚底を出して他の選手が順応していく中、asicsがろくな厚底も出せなかった時もasicsの薄底を履き続け前回MGCに勝った実績があるとはいえ)、せっかく履いた厚底がかえって痩躯(のとくに脚)には負担になった可能性が高いのではあるまいか?

彼女の場合、東京五輪の一年延期がなければ・・・ということなのかもしれぬ。圧勝した前回MGCの勢いのまま、翌年に本番があったなら・・・。

もう時は戻らないのである。

大雨と低下した気温に、東北は秋田の血が騒ぎ活きたと思しき鈴木優花さんが1着。旦那(男子マラソン日本記録保持者。今回、発走後早々に競走中止)の運をも「栄養補給」した?粘りで2着したのは一山さん。お似合いのカップルとは思うけれども、結婚した時からこういうことが起こりうることは薄々わかっていた気もする。

3着は走っている姿が可愛く絵になる細田さん。問題は、大阪女子マラソンで所属企業の地元の絶大なるバックアップで走ることになるダイハツ勢(今回4着の加世田さん含む)と、8月の世界選手権に出ていた積水化学勢がどう絡んでくるか(とくに叩かれてブチ切れているであろう新谷さん)。男子とは異なり、女子の3枚目のチケットは流動的だと思われる。

男女のMGCを観終えたら、いつの間にか秋華賞で軽く買った馬券(10番人気前後数頭からの川田J&ルメールJへのワイド10数点)がかすりもせず当たらなかったことなんてどうでもよくなっていた。

大逃げ後に「4着(お芝居)、来たぁー」と川内選手に笑かしてもらったことと、見栄えの良い細田選手の走りにうっとりしたシナジー効果だな。

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