龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

第71回府中牝馬ステークス雑感・・・その後

2023-10-17 12:33:51 | horse racing
アニメ「ウマ娘season3」の第1話で牡馬2冠を達成したドゥラメンテが描かれた。史実としてその鞍上にいたデムーロJは、前週は思わせぶりに終始し、1週遅れで今回稼働することとなった。

歓喜のあまり隣の人物の頭をひっぱたくという、状況的に言えば「暴挙」なシーンまで今回のアニメ内で描いて(観客席の設定ではあったが)、デムーロ暗示を強調していたことを無駄にしはしなかった・・・と言える。

その隣の人の頭をついつい叩いた案件(2003年の皐月賞・ネオユニヴァースの鞍上にて勝利直後)だが、叩かれた方の人物が馬産地北海道で牧場を経営していて馬主もやっている人物の息子さん(田中カッチーJ)だったということで、ヤリ放題モードが解除されたあとここ数年異様に不遇だったのは、馬産地・北海道全体を「敵に回した」のが遅発的にじわじわ効いてきたのではないか?・・・と思っていた。やって良いことと悪いことがあるけれど、常識としてあれはナンセンスな行為のはずなので。

しかしこの夏の開催あたりから、少しだけメインレースで(デムーロJが)馬券になる頻度が増した気配がしていたのは、単に「関西と和解」したためなのか、今回のアニメの初期にドゥラメンテが取り上げられる伏線だったのか、この先メインレースでやらしてもらえる度合いをチェックすることで自ずとわかってくるのだろう。適度な人気馬でも「やらしてもらえねーよ」と問答無用で消せた時期は、実に便利ではあったけれども・・・。

まあ一時期はヤリ放題させてもらえても、胴元さんはいつ手のひらを返すかわからんという好例。いま我が世の春を謳歌している血筋が地方系の某騎手(本人は中央の競馬学校を出ているとはいえ)なんぞも、この先子供も中央の競馬学校に入れて2代続けて栄華を誇ろうと考えているに違いないが、果たしてそうそう思惑通りにいかしてもらえるかどうか。

目つきが悪いから(若手の頃、初めて遭遇した人に「この世のすべてを憎んでいるような目つきをしている人物」という印象を与えたそうな)、パッと見の印象がどうも良くない(「硬い!」の一言に尽きる)のがJRAのブランドイメージにとってどうなのよ?・・・という根本問題に突き当たるのである。

本来、3~4番手のコワモテの「仕事師」のポジションに据えるべきキャラなのだ。トップではなく。


結果 府中牝馬ステークス(13頭)

01着 5枠07番 ディヴィーナ(デムーロ・友道)1番人気
02着 4枠05番 ルージュエヴァイユ(横山武・黒岩)4番人気
03着 6枠08番 ライラック(戸崎・相沢)10番人気

05着 5枠06番 プレサージュリフト(ルメール・木村)2番人気
10着 7枠11番 シンリョクカ(吉田豊・竹内)3番人気

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