ジャパンカップ雑感・・・その後

レース後にコントレイル鞍上の福永は泣いていたが、天皇賞秋に続きコントレイルが出走した府中のGIレース連チャンで3番人気以内3頭決着というクソを見せられ、馬券も当然ガミ。本当に泣きたいのはこっちだとインタビューなんぞ見ずに中継録画は消去。

予定調和な圧倒的1番人気の1着席受領レースであんな風に泣かれたところで、どうせヘマしたって周囲が引っ張ったり進路を開けてくれるから、落馬しない限り大丈夫でしょうよとしか思えず。

ゲートに入る前、輪乗りからやや離れていた時に、ブルーム鞍上のムーアがコントレイルを密着マークするかのごとく背後に位置し続けていたのが内心怖かったのかも？

さながらムーアは、福永とコントレイルの人馬ともに「圧」をかけているかのようにも見えた。馬（ブルーム）にマークする馬（コントレイル）を学習させているような感じだった（予定されているレースシナリオにそれが実現する可能性はなくとも）。

真剣勝負だったら潰されていた・・・みたいな安堵感に伴う涙だと、深層心理を勝手に妄想しておきたい。

これがコントレイルの引退レースとのことで、戦歴を眺めてみるとダービーと菊花賞と大阪杯で狙った馬が2着or3着に来てくれていたのを確認し、そういえば儲けさせてもらっていたのを思い出したため、直近2レースのクソ馬券製造で苦々しく思っているネガティブなイメージが若干回復。

確実に馬券となるのなら、最低でも1頭は変な馬を連れて来い！ということなのである。残り2頭も人気サイドでは話にならん。

9頭立ての新馬戦で大外枠の8枠に入った以外、7枠8枠といった外にセッティングされたことはなく、2走目の東スポ杯で8頭立ての6枠に入れられたのを除き、連を外して3着だった大阪杯の5枠以外全部4枠以内の内側。1枠2枠多数と、手厚く守られてるイメージ。

枠順をこしらえているセクションにどう思われていたかが浮き彫りになるけれども、期待の種牡馬となったはいいが、足元がスーパーデリケートな子馬ばかり・・・ということにならないといいですな。


結果　ジャパンカップ（16頭）

01着　1枠02番　コントレイル（福永・矢作）1番人気
02着　4枠07番　オーソリティ（ルメール・木村）3番人気
03着　2枠04番　シャフリヤール（川田・藤原英）2番人気

04着　6枠12番　サンレイポケット（鮫島駿・高橋忠）10番人気
05着　3枠06番　グランドグローリー（C.デムーロ・ピエトリーニ）8番人気

10着　3枠50番　キセキ（和田竜・辻野）7番人気
11着　2枠03番　ブルーム（ムーア・オブライエン）6番人気