龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「隔週刊・古寺行こう」No.28「金峯山寺」

2023-04-01 10:41:43 | book
ペラペラな写真雑誌「隔週刊・古寺行こう」のNo.28「金峯山寺」を購入。

表紙が吉野の桜の奥に金峯山寺の独特の屋根が見える構図の写真だったので、桜とあの屋根でひと目でそれとわかった。

おまけは蔵王権現立像のピンナップ。血気盛んな若手だと、付録のピンナップならば水着グラビアかもっとエロエロでないと納得行かないと思われるが、おっさんともなれば好きな仏像でもそこそこ有り難いと思えたりもする。

ただその蔵王権現立像は、金峯山寺の秘仏、青ボディの3体のものではなく別のお寺(如意輪寺)のものとのこと。

蔵王権現さんは、役行者が感得した「存在」。そのイメージの元となったパワーに浴すつもりになれるので、ちょっと大きめの写真は重宝するのである。実際、秘仏の3体もそうだが、向き合っているとゾクゾク来る。

やはりこういう存在感のある仏像さんに対しては、長い時間かけて多くの人々の祈りの念が集積されていっているはずで、中には飛び抜けたオカルト力の持ち主の祈りの力が加味されもして、相性の良いパワーの源泉となっているケースもあってイイ。

嫌な体感や悪寒とは違う、惚れ惚れするようなうっとりゾクゾクする感覚。そういう仏像さんが安置されているお寺や、木々を中心に自然が守られている神域を有する神社さんへ出かけていって、直にこの身を置いて体感交感の末に良い気分になりたいわけだが(弘法大師の密教で言うところの「加持」の構図の初期段階?)、まだ花粉が飛んでいる以上そうはいかないのであった。

いま迂闊に杉林や桧の森に近づこうものなら・・・。

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