龍体力学覚え書き

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別冊宝島「競馬読本」の古本一冊読了

2022-12-14 23:52:15 | book
古い別冊宝島「競馬読本」の1冊に目を通した。

ウィキペディアを一応チェックしてみると、「競馬読本」シリーズは、

「1990年代に数多く発行されたが、現在は事実上休止状態」

となっている。ホイホイ出し続けると飽きられるけれども、たまになら出せば面白そうなのに。

まあ今回こうやってダンボールの中から引っ張り出して読み直してみようと思ったのも、半月ほど前のBS11の競馬中継で須田鷹雄さんの特集企画があって、かつて学生時代から「お笑い競馬ライター」として同誌でライター稼業していたというエピソードを知ったから。

どんなことを書いていたのかページをめくってみたが、海千山千の書き手に中に入っていると、若手だったこともあってか、編集部の用意した企画に合わせて素直にまとめました感があったりして結構初々しかった。

その「お笑い競馬ライター」としての記事を含め、別の二人も別の記事でディスり気味に言及していたのが東山陽介さんの競馬サイン本。「繰り返して名前を出して貶めろ!」と、まるで胴元さんから指示があったみたいな風にも感じ取れたほど。

毎週スポーツ新聞にJRAが広告として出していた「サラブレッドインフォメーション」のメッセージやイラストを研究する内容だったと記憶しているが、それを別個の記事で繰り返してディスるなんて不自然。1度か2度で十分なのに3度とは。よほど誰かさんにとって都合が悪かった裏返しにも感じられなくもない。

たしか一冊捨てずに手元に残してあったような気もするので、もう一度ダンボールを漁ってみますか。

当時その「お笑い競馬ライター」氏がディスるように言われた「サラブレッドインフォメーション」の一部はその後、レーシングダイアリー、GIヘッドラインと名を変えていまも継続中。いまはGI週のみ。あれを毎週出していたんだから、何かしらの意味があるってことと考えるのが普通。要は解釈のスタンスが重要ということだろう。

どういう視点でその競馬サイン研究本が書かれていたのか、いまの視点でチェックし直すのも案外面白いはずだな。

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