龍体力学覚え書き

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リトアニアのNATO会議と杉原千畝さんについての本

2023-07-13 23:52:48 | book
NATO(北大西洋条約機構)の会議がバルト三国のリトアニアで行われた。

そんなスケジュールを意識していたわけでは全くないけれども、第2次世界大戦中にリトアニア国内の領事館で「活躍」した外交官の本「諜報の天才 杉原千畝」(白石仁章著)を先週たまたま読んでいた。

今回のNATOの会議では、1834年から中立国だったスウェーデンが「軍事同盟」に加盟するという出来事があった。「1834年から中立だったスウェーデンがNATOに加盟したのが2023年」と、将来の世界史の教科書に書かれるかもしれないエピソードかと思われる。

リトアニアとスウェーデン。やはり第2次世界大戦中に、ヨーロッパ情報を得るために日本から欧州各地に派遣されていたスタッフが多くいた中で、せっかく「中央」に送った有益情報が握りつぶされる形となって報われなかった2つの場所という共通項のあった国と言えるのではあるまいか。

リトアニアはまさに外務省の杉原千畝さんで、スウェーデンの方は陸軍の小野寺信さん。後者の小野寺信さんのエピソードはかつてNHKで観た記憶があったが、今回読んだ本にもその名前が出てきており、せっかくだから何か小野寺信さん関連の書籍を読もうかと思っていた矢先。

このタイミングで両国の名前がニュースで揃って流れるくらいだから、そういう「流れ」なのだなと解釈したい。

有益情報を握り潰し、日本を八百長負けへと導くために立ち働く売国奴とスパイが巣食っていた「中央」の姿が結果的にほの見えてくるので、読み終わっても苛つくことになるに決まっているが・・・。

日本競馬を眺めていると、何らかの事情により?必ずしも勝とうとはしておらず、フェイク入れている姿に遭遇しているとしか思えないシーンに出くわす(こともある)。

それを国家レベルの運営でやられた成れの果てが、現在の腐った植民地そのものであり、それがまだこの期に及んでも現在進行形で行われているということが、少しTVを眺めればバレバレ。

哀しいことではあるけれど、だからこそ硬軟清濁雑多な情報の中から、そこそこ「当たり」な情報を引けるようにアンテナは常に張っておかないと・・・とも思うのであった。

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