くすり博物館(7日)
よく知ってる植物でも、薬用となって利用されていることが分かりいい勉強の場ですよ。
今回は二回に分けて紹介しますね。
ツタンカーメンのエンドウ
このエンドウのルーツは、1922年イギリスの考古学者H.カーター氏らが、約3,300年前の古代エジプトのツタンカーメン王墓を発掘調査したときに発見したもの。カーター氏らが豆を持ち帰り発芽・栽培に成功した。この種子の子孫が1956年に日本に伝えられ、各地の学校などを通じ古代ロマンの夢が伝わっている。
スイセン:ヒガンバナ科 用部:鱗茎 用途:虫刺され 、腫れ物に外用
園芸品種が大変多い。学名は、ギリシャ神話の美少年ナルキソスに由来する。 球根(鱗茎)に猛毒のリコリンを含んでいるので、注意を要する。
アブラナ:アブラナ科 用部:種子油 用途:食用
油菜のほか菜の花、菜種の名でお馴染みの作物。種子は約40%の油を含み食用油、工業原料油、各種医薬品の製造に用いられる。
クサノオウ:ケシ科 用部:全草 生薬名:白屈菜(ハックツサイ) 用途:鎮痛、鎮咳、利尿
東アジアに広く分布する越年草、茎と葉を切ると出る橙色の液には、多種類のアルカロイドを含み、有毒。中国では干した全草を鎮痛、鎮咳、利尿解毒に用いた。日本では湿疹などに外用する。
ニワウメ:バラ科 用部:種子 生薬名:郁李仁(イクリニン) 用途:利尿
中国原産で、日本各地で庭木として栽培される高さ1~2mの落葉低木。3から4月頃に開花して、7月頃、丸い果実が赤熟する。種子を郁李仁(イクリニン)とよび、水腫などの利尿薬として使用される。
後編に続きます。
よく知ってる植物でも、薬用となって利用されていることが分かりいい勉強の場ですよ。
今回は二回に分けて紹介しますね。
ツタンカーメンのエンドウ
このエンドウのルーツは、1922年イギリスの考古学者H.カーター氏らが、約3,300年前の古代エジプトのツタンカーメン王墓を発掘調査したときに発見したもの。カーター氏らが豆を持ち帰り発芽・栽培に成功した。この種子の子孫が1956年に日本に伝えられ、各地の学校などを通じ古代ロマンの夢が伝わっている。
スイセン:ヒガンバナ科 用部:鱗茎 用途:虫刺され 、腫れ物に外用
園芸品種が大変多い。学名は、ギリシャ神話の美少年ナルキソスに由来する。 球根(鱗茎)に猛毒のリコリンを含んでいるので、注意を要する。
アブラナ:アブラナ科 用部:種子油 用途:食用
油菜のほか菜の花、菜種の名でお馴染みの作物。種子は約40%の油を含み食用油、工業原料油、各種医薬品の製造に用いられる。
クサノオウ:ケシ科 用部:全草 生薬名:白屈菜(ハックツサイ) 用途:鎮痛、鎮咳、利尿
東アジアに広く分布する越年草、茎と葉を切ると出る橙色の液には、多種類のアルカロイドを含み、有毒。中国では干した全草を鎮痛、鎮咳、利尿解毒に用いた。日本では湿疹などに外用する。
ニワウメ:バラ科 用部:種子 生薬名:郁李仁(イクリニン) 用途:利尿
中国原産で、日本各地で庭木として栽培される高さ1~2mの落葉低木。3から4月頃に開花して、7月頃、丸い果実が赤熟する。種子を郁李仁(イクリニン)とよび、水腫などの利尿薬として使用される。
後編に続きます。