「学びの森」の四季と   楽しい各務原

「学びの森」
 住  所 各務原市那加雲雀町15
 駐車場 学びの森駐車場利用
と 楽しい各務原の見どころ

スイセンもアブラナも薬用になってるの・・・くすり博物館(前)

2010-04-13 18:21:33 | 内藤記念くすり博物館
くすり博物館(7日)
 よく知ってる植物でも、薬用となって利用されていることが分かりいい勉強の場ですよ。
 今回は二回に分けて紹介しますね。

ツタンカーメンのエンドウ
 このエンドウのルーツは、1922年イギリスの考古学者H.カーター氏らが、約3,300年前の古代エジプトのツタンカーメン王墓を発掘調査したときに発見したもの。カーター氏らが豆を持ち帰り発芽・栽培に成功した。この種子の子孫が1956年に日本に伝えられ、各地の学校などを通じ古代ロマンの夢が伝わっている。



スイセン:ヒガンバナ科  用部:鱗茎  用途:虫刺され 、腫れ物に外用
 園芸品種が大変多い。学名は、ギリシャ神話の美少年ナルキソスに由来する。 球根(鱗茎)に猛毒のリコリンを含んでいるので、注意を要する。



アブラナ:アブラナ科  用部:種子油  用途:食用
 油菜のほか菜の花、菜種の名でお馴染みの作物。種子は約40%の油を含み食用油、工業原料油、各種医薬品の製造に用いられる。



クサノオウ:ケシ科  用部:全草  生薬名:白屈菜(ハックツサイ)  用途:鎮痛、鎮咳、利尿
 東アジアに広く分布する越年草、茎と葉を切ると出る橙色の液には、多種類のアルカロイドを含み、有毒。中国では干した全草を鎮痛、鎮咳、利尿解毒に用いた。日本では湿疹などに外用する。



ニワウメ:バラ科  用部:種子  生薬名:郁李仁(イクリニン)  用途:利尿
 中国原産で、日本各地で庭木として栽培される高さ1~2mの落葉低木。3から4月頃に開花して、7月頃、丸い果実が赤熟する。種子を郁李仁(イクリニン)とよび、水腫などの利尿薬として使用される。


後編に続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする