市内にある「内藤記念くすり博物館」の薬用植物園には約700種の薬草・薬木が育成されています。
梅雨時に咲いている花が多いと聞いていたので行ってきました。(3日)
植物園には、野菜もあり、薬用としても利用できると説明がありました。、
ゴボウ・・用途:発汗、利尿 使用部位:果実 生薬名:牛蒡子(ゴボウシ)
日本に自生はなく中国から渡来したと考えられている。
日本人以外はほとんど食用せず欧米や中国では薬用として用いる。
根はイヌリンを多く含み繊維が多く、整腸や利尿作用がある。
ゴマ・・用途:滋養、強壮、油料作物 使用部位:種子 生薬名:胡麻
インドからアフリカ北西部原産。世界で広く栽培される。
種子の色によって白、金、黒ゴマに区別され、
白ゴマは油の含有量が多く胡麻油を採るのに適し薬用には黒ゴマを用いる。
胡麻油は軟膏基礎剤や食用にする。
ニガウリ(ツルレイシ)・・用途:解熱、解毒、下剤、食用 使用部位:果実、種子 生薬名:苦瓜
熱帯アジア原産。「ゴーヤ」と呼ばれている。
モモルデシンという苦味成分を含み、胃液の分泌を促し
、ビタミンCやミネラル分を多含むことから夏のバテ緩和に良いとされる。
メハジキ・・用途:止血、利尿 使用部位:全草 生薬名:益母草(ヤクモソウ)
東アジア原産で山野の日当りのよい所に生える。
漢方で産後の止血、浄血、月経不順などに使われるので、
益母草(ヤクモソウ)の名前がついた。
欧州にもこの近縁種があり同じように用いられている。
カワミドリ・・用途:風邪薬 使用部位:葉、茎 生薬名:カッコウ
山地に自生する草丈1mほどの多年草。茎は四角でよく分枝し、
夏から秋にかけて円柱状花穂に淡紫色の唇形の花がつき、
ハッカに似た香りがします。
ミソハギ・・用途:止血、下痢止め 使用部位:全草 生薬名:千屈菜(センクツサイ)
日本各地の湿地に自生。赤紫色の小さな花をつける。
お盆の頃咲くので盆花とも呼ばれ、仏花として利用される。
民間薬として止血、下痢止めに使用された。
エキナセア・・健康食品原料として、根のエキスを利用する。
オミナエシ・・用途:消炎、解熱、利尿 使用部位:根 生薬名:敗醤(ハイショウ)
東アジアに分布。秋の七草の一つで多数の黄色の子花をつける。
生薬名は乾燥中に醤油の腐敗臭がすることに由来。
オトコエシ同様に若芽や若葉が食用になる。
サポニンによる溶血作用があるため多量に用いない。
ヤブカンゾウ・・用途:利尿、解熱 使用部位:根、蕾 生薬名:金針菜(キンシンサイ)
中国原産と考えられ、日本には奈良時代以前に渡来したとされる。
若芽は食用になる。漢方では蕾を解熱、根を利尿に用いる。
ヤグルマカッコウ・・用途:健胃、駆風、駆虫 使用部位:全草
北アフリカ東部原産。草丈1m前後で、茎は四角形、葉茎に強い芳香性がある。
花は茎の先端に固まって矢車状に付く。
花期の全草を乾燥させ駆風、防虫薬に用いる。
ベルガモット・・用途:鎮痛、鎮静
北アメリカ東北部原産。葉の香りが香料に利用されるミカン科の
ベルガモットオレンジによく似ていることからこの名がある。
アメリカ先住民は地上部を煎じて喉の痛みや気管支炎、健胃、生理痛などに用いた。
カルドン・・用途:食用 使用部位:葉柄、総苞片、総花床
地中海沿岸地方原産。草丈1.5~2m、葉は50~80㎝で棘がある。
夏、アザミ様紫の球状花をつける。
葉を軟白して葉柄部を食用にするために栽培される。
本種を品種改良したものがアーティチョークとされている。
二ゲラ(クロタネソウ)・・用途:利尿、香料 使用部位:種子
ヨーロッパ南部原産、民間的に利尿作用があるとされ利尿薬として用いられたが、
ダマセニンなどのアルカロイドを含むため家庭での使用は避けたほうがよい。
成熟した全草を乾燥したものを枕の詰め物にする。
オレガノ(ハナハッカ)・・用途:強壮、発汗、抗菌 使用部位:葉
アジア西部からヨーロッパに分布する。
癖のある香りと苦味のある葉はイタリア料理に欠かせない
スパイスとして多用されている。トマトと相性の良いハーブ
アニスヒソップ・・用途:咳き止め、解熱 使用部位:全草
北米原産のハーブで風邪薬や咳止めとして利用されてきた。花は蜜を多く含み、
高級蜂蜜の原料になる。花や葉をサラダやティーなど食用にするほか、
開花時期が長いので、観賞用に栽培される。
ヘビウリ・・用途:食用 使用部位:実
インド原産。果実が細長く曲がりくねった感じになるので「ヘビウリ」と呼ばれている。
棚作りにして夏の日除けになるほか、若い果実は食用にもなる。
ご訪問ありがとうございます。
梅雨時に咲いている花が多いと聞いていたので行ってきました。(3日)
植物園には、野菜もあり、薬用としても利用できると説明がありました。、
ゴボウ・・用途:発汗、利尿 使用部位:果実 生薬名:牛蒡子(ゴボウシ)
日本に自生はなく中国から渡来したと考えられている。
日本人以外はほとんど食用せず欧米や中国では薬用として用いる。
根はイヌリンを多く含み繊維が多く、整腸や利尿作用がある。
ゴマ・・用途:滋養、強壮、油料作物 使用部位:種子 生薬名:胡麻
インドからアフリカ北西部原産。世界で広く栽培される。
種子の色によって白、金、黒ゴマに区別され、
白ゴマは油の含有量が多く胡麻油を採るのに適し薬用には黒ゴマを用いる。
胡麻油は軟膏基礎剤や食用にする。
ニガウリ(ツルレイシ)・・用途:解熱、解毒、下剤、食用 使用部位:果実、種子 生薬名:苦瓜
熱帯アジア原産。「ゴーヤ」と呼ばれている。
モモルデシンという苦味成分を含み、胃液の分泌を促し
、ビタミンCやミネラル分を多含むことから夏のバテ緩和に良いとされる。
メハジキ・・用途:止血、利尿 使用部位:全草 生薬名:益母草(ヤクモソウ)
東アジア原産で山野の日当りのよい所に生える。
漢方で産後の止血、浄血、月経不順などに使われるので、
益母草(ヤクモソウ)の名前がついた。
欧州にもこの近縁種があり同じように用いられている。
カワミドリ・・用途:風邪薬 使用部位:葉、茎 生薬名:カッコウ
山地に自生する草丈1mほどの多年草。茎は四角でよく分枝し、
夏から秋にかけて円柱状花穂に淡紫色の唇形の花がつき、
ハッカに似た香りがします。
ミソハギ・・用途:止血、下痢止め 使用部位:全草 生薬名:千屈菜(センクツサイ)
日本各地の湿地に自生。赤紫色の小さな花をつける。
お盆の頃咲くので盆花とも呼ばれ、仏花として利用される。
民間薬として止血、下痢止めに使用された。
エキナセア・・健康食品原料として、根のエキスを利用する。
オミナエシ・・用途:消炎、解熱、利尿 使用部位:根 生薬名:敗醤(ハイショウ)
東アジアに分布。秋の七草の一つで多数の黄色の子花をつける。
生薬名は乾燥中に醤油の腐敗臭がすることに由来。
オトコエシ同様に若芽や若葉が食用になる。
サポニンによる溶血作用があるため多量に用いない。
ヤブカンゾウ・・用途:利尿、解熱 使用部位:根、蕾 生薬名:金針菜(キンシンサイ)
中国原産と考えられ、日本には奈良時代以前に渡来したとされる。
若芽は食用になる。漢方では蕾を解熱、根を利尿に用いる。
ヤグルマカッコウ・・用途:健胃、駆風、駆虫 使用部位:全草
北アフリカ東部原産。草丈1m前後で、茎は四角形、葉茎に強い芳香性がある。
花は茎の先端に固まって矢車状に付く。
花期の全草を乾燥させ駆風、防虫薬に用いる。
ベルガモット・・用途:鎮痛、鎮静
北アメリカ東北部原産。葉の香りが香料に利用されるミカン科の
ベルガモットオレンジによく似ていることからこの名がある。
アメリカ先住民は地上部を煎じて喉の痛みや気管支炎、健胃、生理痛などに用いた。
カルドン・・用途:食用 使用部位:葉柄、総苞片、総花床
地中海沿岸地方原産。草丈1.5~2m、葉は50~80㎝で棘がある。
夏、アザミ様紫の球状花をつける。
葉を軟白して葉柄部を食用にするために栽培される。
本種を品種改良したものがアーティチョークとされている。
二ゲラ(クロタネソウ)・・用途:利尿、香料 使用部位:種子
ヨーロッパ南部原産、民間的に利尿作用があるとされ利尿薬として用いられたが、
ダマセニンなどのアルカロイドを含むため家庭での使用は避けたほうがよい。
成熟した全草を乾燥したものを枕の詰め物にする。
オレガノ(ハナハッカ)・・用途:強壮、発汗、抗菌 使用部位:葉
アジア西部からヨーロッパに分布する。
癖のある香りと苦味のある葉はイタリア料理に欠かせない
スパイスとして多用されている。トマトと相性の良いハーブ
アニスヒソップ・・用途:咳き止め、解熱 使用部位:全草
北米原産のハーブで風邪薬や咳止めとして利用されてきた。花は蜜を多く含み、
高級蜂蜜の原料になる。花や葉をサラダやティーなど食用にするほか、
開花時期が長いので、観賞用に栽培される。
ヘビウリ・・用途:食用 使用部位:実
インド原産。果実が細長く曲がりくねった感じになるので「ヘビウリ」と呼ばれている。
棚作りにして夏の日除けになるほか、若い果実は食用にもなる。
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