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里山の畑を耕した。畑を覆っていた雑草を、近所のTさんに刈り取って
もらってから、2度目の耕うんになる。
今回、使ったトラクターはイセキの中型トラクター。亡父の形見だ。
もう一度、トラクターで耕してから、野菜を植えようと考えている。
(終わり)
人生、本当に何が起きるかわからない。
△問題の畑は、黄色の雑草が茂った場所
専業農家だった父親が他界したのが約2年前。実家の所有する数枚の畑は、
全て何軒かの農家に管理(耕作)してもらっているはずだった。
ところが、1か所だけ管理者(耕作者)が決まらないままの畑が残っていた。
およそ7セ(10×70m)の広さを持つ里山の畑だ。
△農道の左手が2年前まで畑だった荒れ地
おそらく、広さも形も中途半端な畑だったので、引き受け手がはっきり
決まらないままに、時間だけが流れてきたのだろう。
その時間に、草は大いに育ち、竹も生えてきた。
△見事な荒れ方である
目下、畑は荒れ放題。実際、ブログ主の故郷では、荒れたあげく、里山や藪の
一部に戻ってしまっている畑も、増えつつある。実のところ、この畑の隣の
畑も1枚はすでに竹藪と化し、手が付けられない状態になってしまっている。
△セイタカアワダチソウとは言え、これほど背の高いヤツは珍しい
ここは、亡父や先祖のためにも(?)、ブログ主が踏ん張るしかないでは
ないか。
△このままでは里山の藪になるしかない
幸いにも、ブログ主には、亡父の農業仲間だったTさんという強力な支援者が
いる。
急きょ、ブログ主は、そのTさんの力を借り、この里山の畑を元の姿に戻す
ことに決めた。
△畑の場所と現状を教えるため最初に軽トラで案内してくれたのもTさんだった
まるで、テレビの人気番組「鉄腕ダッシュ」ででも、見たかのような
展開ではないか。
ブログ主の場合は、さしずめ「老腕ダッシュ!」とでも言ったところか。
作業の手順としては、まず、ブログ主が、トラクターの出入り口を再開
させた後、Tさんがトラクターに専用の作業機を着け、一面に生い茂った
タケの高い雑草を除去してくれる。その後は、ブログ主が、普通の作業機の
ついたトラクターで何度となく耕せばよい。
△畑の出入り口をふさぐ竹
とにもかくにも、まずブログ主が最初にやらなければならないのは、
トラクターの出入り口の整備、再開。
具体的には、畑の出入り口に生えている竹と雑草の除去だ。
△スコップと草刈り機は出番がなかった
さいわい、作業自体は2、3か所の擦り傷以外、大きな問題もなく、2時間
ほどで終わった。
△入り口エリアの復活
息は上がったが、けっこう楽しい作業だった。
△達成感に満たされた自己満足の撮影
それにしても、この状態の荒れ地が、本当に畑に戻るのだろうか?
△元畑の内部
後は、勝手ながら、Tさんまかせだ。
△あとは機械とTさんにすがるのみ
機械の力に加え、何よりもTさんの地域農業を思う心とスキルに、ただただ、
おすがりするしかない。
引き続き、記録し続報を公開して行きたい。
(終わり)