農家の息子の菜園blog

シニア男性による趣味の菜園と家業の稲作についての記録。Since 2007/9.26

水田に台風被害なし

2024年08月31日 |  ├ジャンボタニシ対策

△この日、Tさんにより水田の水が落とされた。

台風10号が、九州北部を横断した。

幸い、熊本県北部に再上陸したころには勢力がずいぶん弱まってくれて
いたおかげで、福岡県北部に位置するブログ主家の水田には、ほぼ被害が
なかった。



若干、茎が傾いた稲は散見できるが、稲穂が水につかるほど(倒伏)の
状態ではない。



深夜の時間帯まで刻々と変わる台風情報を見ながら、ヤキモキさせられ
たが、まずは一安心だ。

いよいよ来週末には稲刈り。ブログ主の役割は、大型の稲刈り機で刈り
取られた籾(モミ)を、トラックで地域農協のカントリーエレベーター
まで繰り返し運ぶこと。

しっかりがんばりたいものだ。



なお、ジャンボタニシの卵塊退治も、ついに今回で終わり。最後に14個の
卵塊を始末した。

(終わり)
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間断潅水も終わり

2024年08月26日 |  ├ジャンボタニシ対策


水田の水の管理はTさんのお世話になっているブログ主。見ながら、学習
している最中だ。

現在、干されている水田も、今日から、ついに最後の短い水張り。その後は、
最後に田を乾かし、稲刈りを迎える。稲刈りは、およそ10日後、9月の
上旬だ。(※目下、九州に接近中の台風10号の悪影響が出ないよう祈るのみ。

稲作における水管理の基本は、水を張ったり落としたりを繰り返す「間断
潅水」。田を干す意味は大きく二つ。土中のガス抜きと根に酸素を供給する
ことだ。

例外は、田植え後、茎を増やしていく稲の分けつ本数を抑えるために、
少し長めに田を干す「中干し」の時期と、少し長めに水を張っておく
出穂期(しゅっすいき)。



なお、今日、始末したジャンボタニシの卵塊は、合計で31個だった。
田が乾いているので、思うように(?)繁殖活動ができなかったと見える。


(終わり)
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がんばれ稲穂たち!

2024年08月24日 |  ├ジャンボタニシ対策

△水が干されている水田

ついに、稲刈りまで、あと2週間余り。

今年の福岡県の夏は、過去にないくらいの猛暑続き。稲の生育にいい影響を
与えるはずがない。せめて昨年並みのできは期待したいところだが、さて、
どうなることやら。



一方、ジャンボタニシの繁殖活動は、目下、水田が干されている関係で、
一旦、小休止の状態。始末した卵塊の数も約200個にとどまった。


(終わり)
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駆除剤、追加投入

2024年08月18日 |  ├ジャンボタニシ対策


水田の水を干す段階が来たので、ジャンボタニシが集まりやすい、水の深い
エリアを中心に駆除剤(有機肥料にもなる非化学農薬)を撒いた。

あわせて卵塊も始末。



今日は、合計で480を超える卵塊を始末した。

(終わり)
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「夢つくし」は極早生

2024年08月16日 |  ├ジャンボタニシ対策


ブログ主家の水田で栽培している「夢つくし」は、極早生(ごくわせ)の
品種。九州が本格的な台風シーズンを迎える前(9月上旬)に収穫、つまり
稲刈りができるという優れものだ。

稲刈りまで、あと約3週間。水を張ったり、干したりを繰り返しながら、
稲の稔りを待つことになる。水の調整は、師匠筋のTさんのお世話になって
いるが、駆け出しの農家として、学習だけはしっかり積んでいかなければ
ならない。



ところで、目下、水を張った水田ではジャンボタニシの繁殖活動が活発化
している。今日、始末した卵塊の数は500個強。

(終わり)
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駆除剤、追加投入を決意

2024年08月12日 |  ├ジャンボタニシ対策


今、水田は水を張る時期。水の管理はTさんのお世話になっているブログ主
ではあるが、見ながら覚えていかなければならない。



水漏れの有無をチェックするため田のアゼを歩きながら、ざっとジャンボ
タニシの卵塊も始末。その数、59個。卵塊は目立たなくなったが、水を
張った水田の中ではジャンボタニシ自体がウジョウジョしている。

今の時期、ジャンボタニシが稲の茎を食べることはないが、次回は、
ジャンボタニシそのものを退治する駆除剤を追加投入することに決めた。

聞くと、近所の農家であるTRさんは、単位面積当たり亡父の3倍強の
駆除剤を使われていることを知った。来年は、とりあえず駆除剤を亡父の
2倍使うつもりではいるが、今年のうちに1匹でも多く駆除しておきたいと
考えてのことだ。

(終わり)
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24年タニシ被害の実情

2024年07月29日 |  ├ジャンボタニシ対策

△北側のアゼ付近の被害

今シーズンのジャンボタニシの被害を記録しておくことにした。

被害の大きいエリアからワースト3を選び、スマホカメラで撮影してみた。


△水田内部の北東部のエリア

ブログ主家の水田の場合、およそ100m四方の水田の全体から見れば、
被害エリアは、まだまだ限定的だとも言える。


△水田東南部の角っこエリア

しかし、目の前にある被害の現実から目を背けるわけにはいかない。

駆除剤の効果的使用、卵塊の始末、そして代かき前に水田表面の高低差を
できる限りゼロに近づけること、などなど。

この先も、ジャンボタニシの被害を抑えて行くために、できうる限りの
対策を施していくつもりだ。

(終わり)
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Jタニシを追いつめる

2024年07月29日 |  ├ジャンボタニシ対策


7月末の月曜日。出張先の業務を終えた後、有休を取り、故郷の水田へ。

一昨日の作業から2日目ということもあってか、今日、始末したジャンボ
タニシの卵塊は、たったの17個。



この調子で、ジャンボタニシを追いつめて行きたいものだ。

(終わり)
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タニシとの戦いは続く

2024年07月27日 |  ├ジャンボタニシ対策


ジャンボタニシたちの繁殖行動を妨害する作業は、まだまだ続く。



アゼ周辺の休耕田(農道から見て右隣)で退治した卵塊も含め、今日は
合計で239個の卵塊を始末。

来年以降のことを考えながら、とにかく、今やれることをやり続ける
しかないのだ。


(終わり)
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タニシの活動低下

2024年07月20日 |  ├ジャンボタニシ対策


今週末、始末したジャンボタニシの卵塊は合計で約300個。



今シーズン最低の数だ。ようやくジャンボタニシの繁殖活動が鈍ってきた
ようだ。

値は張るが駆除剤を追加で購入することも考えている。

(終わり)
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田螺のおかげで大発見

2024年07月15日 |  ├ジャンボタニシ対策


今日、始末したジャンボタニシの卵塊は400個と少々。



ところで、ジャンボタニシの卵塊つぶしで水田の周囲を歩いたおかげで、
非常に重要な発見をすることができた。

何と、水路沿いのアゼの側面の3か所に穴が開いていたのである。それ
ぞれ10センチ前後の長方形の穴から、梅雨の雨で溜まった水田の水が、
勢いよく漏れていた。犯人はオケラだろうか?

とりあえず、しっかり応急措置をし、3つの穴を塞いではみたが、どうも
心もとない。稲刈り後にでも、もっと本格的な補修をしたいところである。

(終わり)
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ジャンボタニシの天敵

2024年07月13日 |  ├ジャンボタニシ対策


今週末の水田では、約100メートル四方をぐるっと一回りしながら、およそ
650個のジャンボタニシの卵塊を始末した。

稲の茎に産み付けられた卵塊が中心だった。



とにかく、水田のタニシ密度を下げるためには、彼らの繁殖活動を本気に
なって妨害するしかない。

天敵がいないとされるジャンボタニシだが、実は、最大最強の天敵は
人間だと考えている。

(終わり)
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中干しとタニシ

2024年07月07日 |  ├ジャンボタニシ対策

△最初の中干し

目下、水田は最初の中干しの時期。水がないので、ジャンボタニシの行動も
弱まっている。


△始末した卵塊の数をメモ

それでも、今日だけで1300個を超える卵塊を始末した。とにかく、彼らの
繁殖活動を妨害し続けるしかないのだ。

(終わり)
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卵退治に無我の境地

2024年06月29日 |  ├ジャンボタニシ対策


ジャンボタニシの卵退治をちょっとナメていた。


△とにかく根気強く潰していくしかない

水田の外周(約100m四方)と外周近くの苗(水田の中)にくっついた
卵を退治するのにかかった時間は、休憩とタニシ駆除剤の投入を含め、
約8時間。


△水田中の卵の除去に使った網

退治した卵の数は、実に3200個を超えた。


△退治した卵の数をメモした用紙

一個の卵から平均で50匹が孵化するとして、今日だけで16万匹のジャンボ
タニシの孵化を未然に防いだ計算になる。

こうした地道な努力の継続が、来年度のジャンボタニシ密度の減少にも、
確実につながっていくのだ。

(終わり)
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今年のタニシ被害

2024年06月29日 |  ├ジャンボタニシ対策


ジャンボタニシは、水田の中でも低い場所(より深い水の中)に集まり、
近くにある幼い苗を食べ荒らす。



昨年と同じ場所を中心に、今年もずいぶんやられた。ハザサシ(追加の
手植え)した苗も、すでに食べられている。

ただし、被害の程度は昨年より若干軽くなった。ジャンボタニシの生息
密度も、若干低下したように見える。(※昨年の被害

来年、さらに状況を改善するためには、今年の取り組みが重要になる。
越冬する個体数をできるだけ減らすためにも、とにかく卵の塊をつぶし、
駆除剤をより効果的に投入していくしかない。


(終わり)
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