令和5年5月29日(曇り)
今日は朝から一日中、曇りで凌ぎやすかったですね。昨日は一日中、雨で降雨量も凄くて揚水ポンプも停止したみたいですね。係の人から携帯に電話があったみたいだけど自分はほとんどが不携帯なので気が付いていませんでした。まっ、それほど雨が強かったという事ですね。
昨日は事務処理的に書類を整理したり、ネットで将棋の叡王戦を見て過ごしたんですが稀にみる熱戦で千日手で指し直しが2回もあって、どうなるのか気が気でなくて一日中ソワソワしていました。結局、夜に藤井聡太さんが勝って叡王を防衛したんでホッとしたんですが落ち着かない一日でしたね。
今日も朝から田んぼの見回りから始まり、午前中はJAに書類を提出したり、市役所に害獣駆除の相談に行ったりしてそれなりに忙しかったですね。
田んぼの見回りに行って目に付くのは不耕作の田んぼのイノシシのぬた場です。当地には数十か所もあります。このぬた場は毎日、広がって来ていて自分的に物凄くイライラします。
という事で市役所に出向いて害獣駆除するにはどういう手続きが必要かと聞きに行ってみました。担当者は4月に配属されたばかりで具体的に良く解らないという事で県に問い合わせてみるという事で電話していましたが、結果的にはイノシシ等の駆除は協働駆除で個人では出来ないという事でした。
其処で分かったのは以下の事でした。
⓵イノシシ、鹿、熊などの大型獣の駆除は危険が伴うので個人の捕獲は県が許可していない。
⓶害獣駆除するには市や県に申請して駆除範囲を決めてそこに箱罠や括り罠を設置するがそれは猟友会に委託するという事です。
※、つまり県や市の職員は知識や技術も無いので罠を仕掛けたりできないので下請けとして猟友会に委託することが前提だという事です。
その裏には狩猟免許の講習会や免許試験のサポートを猟友会がやっているのでそこに害獣駆除の委託することによりお互い持ちつ持たれつになっているという事ですね。世の中の構造そのもので忖度そのもので「持ちつ持たれつ」は!猟友会に入っている知人は作業すると日当が出ると言ってました。良いアルバイトになるらしい!
市の職員に今年はどんな活動しているのか聞いたら、害獣駆除についてエリア設定と箱罠と括り罠の設置許可申請を県に申請して、実際に猟友会に箱罠と括り罠の設置をお願いしているという事でした。其のエリアの範囲を書面で見せて頂きましたが、当地の中学校の学区の範囲で広大でしたが罠を設置したのは箱罠2個、括り罠2個という事です。害獣を駆除する気があるの?というレベルです。職員は設置個所の状況も見に行っていないということです。一応、市民から依頼を受けて罠を仕掛けましたが現地に見にも行っていないというお役所仕事、そのままですね。害獣駆除する気があるの?と聞いたら今年は括り罠を数個追加購入して設置するという事でした。お役所はあてにならんね。
市では当てにならないので、その足で県に行って担当者(昨年から知り合いの若い女の子の職員)に行って害獣駆除の申請をしてきました。駆除害獣は狸、アナグマ、ハクビシンで小型害獣ですが自分は箱罠2個、括り罠6個で申請してきました。市より多いですよね。だって、括り罠6個はもう購入してあるし、こっちはフットワークが良いから職員さんも笑っていましたけどね。基本、イノシシは捕獲できないけどタヌキの括り罠にイノシシが掛かった場合は「錯誤捕獲」で県に連絡すれば、処分許可は口頭で出すと言ってましたから、県のほうが柔軟な対応ですね。自分の場合は罠は山に仕掛けられないのでイノシシはかかる頻度は少ないけど「錯誤捕獲」は無いわけでは無いので、害獣駆除の許可は取ってあるので法律的には問題ないのでマッそういう事です。誰も口には出しませんけど、世の中、裏も表もあるのです。
という事でその後は職員さんと山旅の話をして和んで帰ってきました。
午後は奥地の圃場脇で肥料箱を処分(原則、焼却は違法)して畔の草刈りをしていました。
畑には明日、入る予定です。やりたいことは着々進んでいる感じですね。
世の中、裏も表も!
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