平成31年4月30日(小雨)
今日は朝飯前は曇り空で日中は雨の予報だったため、大急ぎで田んぼに肥料を散布して耕起をする予定でした。頑張って朝食前には肥料散布は終わったが、8時頃からは本格的に雨が降ってきたため外作業は一寸控えました。
昨日まではお天気も良くて行楽日和で皆さん花見にでも行ったようで田んぼは静かだったね。自分も昨日は義母のお見舞いに行ったり、畑の耕起をしたりして田んぼ作業は無しでした。しかし、何故か?今日はお天気が悪いのに巷では一斉に田んぼの耕起が始まりました。天気予報が正午過ぎから降雨予報だったので皆、その前に出来るだけ耕起しようとしたみたいですね。
こちらは四天王の一人が新型トラクターを新規購入したようで、試運転と農家さんの習熟運転をしていました。前からトラクターを交換したいと言ってましたし、旧型トラクターでは代掻き時に重い均し用の機材を引っ張って歩いていて、それの運搬等が大変な労力で、最新のトラクターは代掻きなんかハーローのコントロール等コンピュータ制御で均平は自動だし、綺麗に仕上がる。3ha規模の農家さんでしたが漸く新型を新規購入したようで頑張りましたね。婆さんが言うには年金は使わないで全部貯金してあると言ってましたし、お金持ちだからね。
ただ、習熟運転は87歳の親父さんがやってます。息子(62歳)は道路で見守っています。いやー!来年は米寿ですよ。親からすれば若干、息子が頼りないというけど、子供を信用して遣らせないと成長しないと思うけどね。親父さん、いつまでできると思ってるんだろうかね。息子は十分大人だからもう世代交代しても良いように思いますけどね。午後になったら息子が運転していたので、漸く、遣らせる気になったようですね。他の88歳の爺さんは今でもトラクターに乗っているし、息子は別のトラクターを買ってもらってそちらを運転していますが、去年までは田植えもやってましたけど、今年も田植え機に乗るのかな?恐るべし、米寿コンビ!
自分はニトリから塩ビ管を購入してきて雨の合間に取水口に設置して歩いていました。以前は上流の農家さんが入水して水路の水位が下がると折角入れた水が取水口から逆流して田んぼが干上がるため、其の阻止用の工夫です。向かいの農家さんがやっていたので真似しました。今年は上手くゆくかな?
後は「実家は元農家さん」からジャガイモ栽培に「畑のカルシューム」が効果的とアドバイスを頂いたので購入してきました。とりあえず、ハウス脇の自家消費用の畑に散布してみました。
明日、お天気が良ければジャガイモ畑に散布しようと思っています。苦土石灰も併せて散布します。ジャガイモの定植は遅くても4月中旬までなんですが、一寸、遅くなっています。お天気が上がれば一気に植え付けます。新規購入の管理機も電話すればすぐ持ってきますが、今のところ農機屋に留め置いてます。
天皇の退位や年号の変更で1週間ほど前からテレビやラジオで「平成最後の」というキーワードが飛び交ってます。もう五月蠅いぐらいですね。マスコミは一大イベントなんでしょうが、巷では国民は意外と冷静で天皇の退位や元号の変更の話などは立ち話でも出てきませんね。元号が変わって太陽が西から登ってくるなら大騒ぎなんでしょうけど、庶民の生活は何も変わらないですからね。百姓は明日は晴れてほしいなと天気予報の確認に余念がないだけなんですね。
さて、世代交代ですが、当地でも80歳代はとても元気なんですが、跡取りに経験や知識を継承しないと当人が無くなったときに自分の経験上、跡取りは物凄く大変な思いをします。自分は東京勤務の時に父が亡くなったし、自分は農業なんてお手伝い程度しかやってなかったので解らないことばかりでどうにもならなかった苦い経験があります。
親からしてみれば、子供は頼りなく思うのは必然ですが、速く一人前に育てるには作業をやらせる、体験させる、考えさせることにより子供は成長するんですよ。子供が成長すれば自分も楽になりますから、そこの思い切りが必要なんですけど、当地だけでなく色んな農家さんの話や噂を聞きますが、農家さんて意外と人材育成が上手くなさそうですね。跡取りはいるけど、育ってないというのは良く耳にすることですね。
天皇陛下の退位も年齢や体力の衰えもあるのでしょうが、子供に早く禅譲することによりご自分が知識や考え方などを皇太子に伝えることにより次の天皇を育てることになると思うし、懸命だったなと思います。
明日からは「令和」か!「昭和」「平成」「令和」と3世生きることになりますが、頑張れば次の世も生きられるかな?無理ですね!
では、令和も出来るだけ永く百姓を頑張りますかね。
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