令和3年9月26日(薄曇り)
今日も稲刈り三昧です。お天気は快晴ではありませんが晴れていて稲刈り日和です。
昨日の記事の掲載は失敗しました。かなり濃い内容を書いたのですが、一寸、居眠りしてアップの段階で記事が消えていました。晩酌の頭で何をやったのか理解できませんでしたね。呆け爺、何をしたのかな?
今日は稲刈りに入る前に家の脇のネギのツユクサ対策をしましてそれから徐に田んぼに出かけて稲刈り開始です。昨日は圃場も硬くてコンバインもスムーズに走れて40アール弱刈り取ったんで一人百姓順調です。
今日は2日目で圃場も昨日の圃場は固いので昼前には刈り取りが終了しました。
次は懸念の桂清水下104圃場です。昨年、10アール程、手刈りした曰く付きの圃場です。余りにも恥ずかしくてコンバインのライトを消して手刈りした稲を脱穀した圃場です。近所の人からはコンバインのエンジン音はするけど暗くて見えないので何なのかなと思っていたという指摘があった圃場です。20時までライトを消して作業をしましたからね。昨年の二の舞はしたくないので溝切はしましたし、深みには砕石を入れたんで今年はどうかな?
畔際には溝切して徹底排水しましたし、畔から2mのところに砕石を入れたのですがこれが効きました。コンバインが全く泥濘ません。奥のほうは流石にヌカルンでいましたが、直進で走る分には問題はありませんでした。なので今年は手刈りは全くありませんでした。goodjob!
という事で、今年は圃場が想定以上に固いのでバンバン稲刈りを勧めます。昼食もコンバインの上でやります。ランチボックスです。此れにはコンビニで買ったオニギリと菓子パンとお茶が入っています。自分はこの農繁期は昼食のためには自宅に戻らないで昼食をとることにしています。自宅に戻ると、どうしても着替えますし、座ってしまうし、パソコンも揚げてしまうんでどうしても1時間は昼食休憩になってしまいます。なので、この時期だけは昼食は田植え時も含めてマシーンの上で摂ることにしています。時間の有効活用かな?
第一、コンバインなんてのは勝手にまっすぐ走ってくれるので機上では暇なんですよ。増してや、今年は圃場が固いので道路を走っている感覚なのでお茶飲んだり、オニギリ食べたり、眠気覚ましに歌を大声で歌ったりしています。周りには誰も居ないし、大声出したってコンバインのエンジン音でかき消されますからね。写真を撮っているのはこのことです。田んぼがヌカルマなければこれほど楽しい農作業無いですね。
いつもは道路側の部分がドロドロで104号圃場は最悪なんですが、今年は若干、ぬかるみましたが、コンバインが走れない程では無くて作業は快適でこれほどのストレスのない稲刈りは初めてじゃないかな?今日の稲刈りの開始は10時30分でしたが終了が16時でした。あっという間に乾燥機が満杯になってこれ以上の作業は出来ません。順調すぎますよね?どこかに落とし穴があるかもしれません。ただ、今のうちは楽しんでおこうかと思います。
では、ブログなので記録を残しておかなければなりません。
1.今年の稲は一寸、若いです。藁も青くて登熟が見た目ほどには進んでいなくて本来の稲刈りは1~2週間後でも良かった気がします。此れは9月に入って高温が続いたせいだと思います。
2.早く落水したので、圃場は固くなりましたが、稲の籾粒が細いです。つまり、米粒が小さいのです。8月にはタップリ冠水して米を太らせれば良いのだけれど秋の稲刈りの事を考えて落水を早くしたツケが出てしまいました。
3.今年の反省点として、ノビエが繁茂した圃場が多々あって、これは田植え時に田植え機が故障してスムーズに田植えが出来なかったこと(除草剤は田植えと同時散布の為)。除草剤散布の後に冠水が上手く行ってないことがあげられます。来年の改善点として、除草剤は田植え時の同時散布の他に、追加で除草剤を散布することが必須かなと思います。今年はノビエの種を沢山、圃場に落としましたんで来年が勝負ですね。
昨年、ノビエ対策としてネットで見た秋に発芽させて冬で枯れさせて種子の軽減を図るという実験をしたんですが、当地ではあまり効果が無かったですね。今のところ、ヒエ対策の除草剤の2度掛けが有意義かなと今のところ思っています。
農業は毎年、新しい問題が出て来て「百姓は毎年、1年生」と言うのは身に沁みますね。百姓は難しいね。
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