よっちゃんの独り言

日々の感想を独り言で発信しています

明日の地域つくり委員会現地調査

2014年03月14日 | 日記
昨日は提言検討会、今日は提言案の補完のための現地調査が行われた。
県の事業であり、県のマイクロバスに乗車した。


午前9時、常陸太田市の県北県民センターを出発、北茨城市の「よーそろー」に向かった。

「よーそろー」では5年に一度開催される「大津お船祭り」に使われる木造船の説明を受けた。


その後、東日本大震災により被災した北茨城市の様子をビデオ鑑賞した。

震災後何度か足を運んだが、被害の規模は相当なものだ。

海と大北川河口近くにある「山海館」は今も閉鎖中だ。


東北3県の地震津波、原発被害が想像を絶するものだけにこの地の被害が大々的に全国報道されることはなかった。

磯原地区、平潟地区、大津地区の被害は甚大で、今も仮設暮らしの方も多い。

一方、平潟地区の復興住宅が完成し、本日鍵の引き渡しが行われたとのこと。


しかし、家賃は550万円の所得者で70,000円とか。

高いと思わず叫んだ。

磯原地区の被害も大きい。

今は、現地での再建をとりやめ移転された方も多いとのこと。

今日の磯原の海も大きなうねりがきていた。



大津港は岸壁が破壊され、最近になってやっと引網漁船が接岸できるようになったと。

今も、護岸工事が続けられ重機が忙しく動いていた。


港内の製氷工場建物は傾いた状態だが取り壊しの予定はないと。


昼食は、大津港そばの「市場食堂」でとった。

金曜日限定の「レディースランチ」がなんと1,000円。


レデイでない私は海鮮丼を食べたがこれが美味しかった。


高萩市役所では市役所担当者から「指定廃棄物の最終処分場候補地について」についての経緯説明を受けた。

各県で混沌とし、決まることのない議論が続けられているが、いざ自分のところが指定を受けると「絶対反対」になると。

説明を聞いても、我々の立場で何を提言できるのか疑問になった。

観光振興策についても説明があったが、これは産業基盤部会が担当かな。


午後3時、東海第二原子力発電所がある「東海テラパーク」に着いた。


東海第二原発は現在、運転休止中(と言っても現在日本では運転中の原発はない)で担当者たちは、懸命に原子力発電の有効性、安全対策を説明してくれた。

今宇宙にいる「若田さん」は地球に戻るまでに相当の放射線を浴びるが、決して話題にならないと。

担当者たちのジレンマは極限だと思うが、果たして日本の原子力発電はどうなるのだろうか。

私たちのレベルで県に提言する内容かと問えば、そうとも思えない。