よっちゃんの独り言

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坂東三十三観音巡り(5) 出流山満願寺

2021年06月03日 | 坂東33観音巡り
コロナ禍のなか足が遠のいていたが、陽気も良くなり蜜は避けられると考え、栃木県栃木市にある「出流山満願寺」に足を延ばした

真岡ICから北関東高速道路、栃木ICで降りた

ここから県道32号線を北上し満願寺に向かったが、途中の「尻内交差点」にあった満願寺の案内看板

左折の指示が

その後どこまで行っても案内がなく、ナビを確認したり地図を広げたが、車は「佐野市」に入っていたようで三角形の二辺を通る形で無駄な走りをしてしまった

やっと着いた「満願寺」


この画像の左手、鉄筋コンクリート5階建ての建物が見える、これは東日本大震災まで「宿坊」として宿泊客を受け入れ接待していた建物だと

大震災で屋上部分他に亀裂が入り、住職が危険と判断、すべての接待を中止したという

本当に残念だと語ってくれた(下記の満願寺僧侶の方の話)

ここは坂東三十三観音の第十七番霊場

真言宗智山派で本尊は「千手観世音菩薩」

創立はなんと天平神護元年(765年)と

享保20年(1735年)建立の山門だ


そして本堂がこれだ!


お参りをしていると寺の関係者らしき人が声をかけてきた

あとで詳しく聞いたのだが、寺に26年も務めている僧侶の方だった

「どうぞ本堂にお入り下さい、わからないことがありましたら説明いたします」と

ありがたい言葉に遠慮なく入らさせていただいた

本堂内


説明していただいたのがこれ


この壁に張り付いている木札は「創建から現在に至るまでに在籍した満願寺関係者の名前」という

なんと1200年間の住職や僧侶、すべての関係者の名前が飾られているとのこと

木札は本堂内を一周し、その全方角にびっしりと貼り付けられていた、その数、数千枚はあるだろうと思えた


さらに「国定忠治の息子がこの寺にいたことなど」満願寺の歴史を教えてくれた

長い説明だったが、本当にありがたかった

由緒、歴史とも満載の「出流山満願寺」、参拝できてよかった!