菩提寺が焼失し早や13年が過ぎようとしている
その間、再建に向け対応してきたがいろいろなことがあった
住職夫妻が寺の梵鐘を勝手に売却、門徒が住職夫妻を警察に告発、住職夫妻は逮捕され、懲役2年、執行猶予3年の判決
住職夫妻は釈放後、門徒に侘び「これまでのことを反省し今後は門徒の皆様と協力し、お寺の再建に努めます」と言ったのだが
その後住職は病気となり5年ほど前亡くなった
住職の妻(坊守)はいつの間にか寺を離れ今では所在不明に
再建の機運が失われそうになる中、菩提寺近くに土地を持つ門徒から、「寺再建のため水田を譲ってもよい」と話が
再建地とするにはまさに適地、地区門徒の話し合いを始め、門徒総代会を重ね
火災保険金を頼りの再建で、とてもお寺らしい形の再建はできないが、別のお寺に「御本尊を預かって頂いている」ことから
「再建」を満場一致で決めた
これまでの様々な経緯から門徒に「再建寄付金」はお願いできないと判断、保険金と支援金のみでできる「本堂」を計画した
ところが「水田の購入費」や想定を超える「水田の埋め立て、造成費」が膨らみ当初予算では無理が判明、急遽方針を転換
門徒の皆様へ支援の寄付を仰いだ
金額は一口1万円、3口程度を目安にとお願いした
門徒数は約200名
総額500万円を見込んだ
これまでに約700万円が振り込まれている
ありがたい!
昨年7月には当該地が農業振興地域だったことから「農振地域除外申請書」を提出した
これが大変だった!
約50年前の「農地法の縛り」を受け、この地域には農業地以外の一切の変更が認められず当初市役所では「門前払い」だった
国による見直し作業と重なりなんとか「除外見込み」となり、今年早々に「除外通知」が届いた
さらに宅地とするには「農地法5条」による「農地転用申請」が必要でこの手続も時間を要した
また、水田のため「土盛り」が必要で、土盛りを行うためには市に「土地埋め立て等に関する事前協議書」を提出
当該地域は県が指定した「県立自然公園の普通地域」に含まれ「土地の形状変更行為届出」が必要だった
当該敷地が市道に面していることから「道路工事使用許可申請」も提出
今月15日、なんとか水田への土盛り工事に着手した
今後も正式な「売買契約」の取り交わしや「登記」作業が続く
本来なら「行政書士や司法書士」への依頼案件だが限られた予算での再建で苦労が続きそうだ
さらに「再建後の寺院の管理利用方法」や「新しい住職の招聘」「門徒との連携」など課題は多い
また今も門徒からの一方的な厳しい意見も寄せられ気の休まる暇がない
再建が始まった! 頑張るしかない!
その間、再建に向け対応してきたがいろいろなことがあった
住職夫妻が寺の梵鐘を勝手に売却、門徒が住職夫妻を警察に告発、住職夫妻は逮捕され、懲役2年、執行猶予3年の判決
住職夫妻は釈放後、門徒に侘び「これまでのことを反省し今後は門徒の皆様と協力し、お寺の再建に努めます」と言ったのだが
その後住職は病気となり5年ほど前亡くなった
住職の妻(坊守)はいつの間にか寺を離れ今では所在不明に
再建の機運が失われそうになる中、菩提寺近くに土地を持つ門徒から、「寺再建のため水田を譲ってもよい」と話が
再建地とするにはまさに適地、地区門徒の話し合いを始め、門徒総代会を重ね
火災保険金を頼りの再建で、とてもお寺らしい形の再建はできないが、別のお寺に「御本尊を預かって頂いている」ことから
「再建」を満場一致で決めた
これまでの様々な経緯から門徒に「再建寄付金」はお願いできないと判断、保険金と支援金のみでできる「本堂」を計画した
ところが「水田の購入費」や想定を超える「水田の埋め立て、造成費」が膨らみ当初予算では無理が判明、急遽方針を転換
門徒の皆様へ支援の寄付を仰いだ
金額は一口1万円、3口程度を目安にとお願いした
門徒数は約200名
総額500万円を見込んだ
これまでに約700万円が振り込まれている
ありがたい!
昨年7月には当該地が農業振興地域だったことから「農振地域除外申請書」を提出した
これが大変だった!
約50年前の「農地法の縛り」を受け、この地域には農業地以外の一切の変更が認められず当初市役所では「門前払い」だった
国による見直し作業と重なりなんとか「除外見込み」となり、今年早々に「除外通知」が届いた
さらに宅地とするには「農地法5条」による「農地転用申請」が必要でこの手続も時間を要した
また、水田のため「土盛り」が必要で、土盛りを行うためには市に「土地埋め立て等に関する事前協議書」を提出
当該地域は県が指定した「県立自然公園の普通地域」に含まれ「土地の形状変更行為届出」が必要だった
当該敷地が市道に面していることから「道路工事使用許可申請」も提出
今月15日、なんとか水田への土盛り工事に着手した
今後も正式な「売買契約」の取り交わしや「登記」作業が続く
本来なら「行政書士や司法書士」への依頼案件だが限られた予算での再建で苦労が続きそうだ
さらに「再建後の寺院の管理利用方法」や「新しい住職の招聘」「門徒との連携」など課題は多い
また今も門徒からの一方的な厳しい意見も寄せられ気の休まる暇がない
再建が始まった! 頑張るしかない!
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