長倉の七夕祭り

ママがインターハイで山口県に出かけ、孫娘は約１週間の予定でじじばばのところへ

さすがに連日のプール通いも疲れ、昨年同様、じじばばと４人で塩原温泉でゆっくりしてきた

大はしゃぎの孫はどこに行っても相変わらず

目を離すことも出来ず、とてもゆっくりとはいかなかった


昨晩、近くの長倉宿（常陸大宮市長倉）で歴史を感じる七夕祭りがあった


夜９時過ぎには花火もあると孫娘たちにせがまれ出かけた

城下町宿場として栄えた（長倉宿）の50年以上の歴史を持つ伝統行事で、子供神輿や各種イベントが開催された

毎年趣向を凝らした 七夕飾りを競うコンクールの他に、 大抽選会・撒き菓子・短冊願い事発表・カラオケ大会などが行われた

その昔は商店が連なり賑やかだった宿も今では数軒のお店があるだけ、「御前山」の名で造られていた酒造店も蔵元を閉じた

しかし

地域の人たちの熱意はすごい！

七夕を飾るだけで精一杯と思われるが、結構な賑わいだった

孟宗竹に飾られた素朴な七夕飾り、思い思いの願いが書き込んであった

遙か過去に想いをはせると当時の思い出が蘇ってきた

いつまでも続けてほしい「にぎわい」だ！

今日は行政懇談会に！

市全体の区長会と市執行部との間で行政懇談会が開かれ出席した

もともと行政の課題を責めるものではなく、市と区長会が協力して課題解決にあたろうというものだ

本日の区長会側の出席者は各地域の代表区長で構成される「区長役員会」のメンバーだ

３つのテーマを質問および提言し、そのうちの一つを担当させていただいた

担当したテーマは「廃校の利活用について」だった

日本全国少子化の流れから特に小中学校の廃校が相次いでいる

ここ常陸大宮市でも同様で平成２１年度までに１８校が閉校となった

閉校後、校舎やグランドはどうなっているのか質問した

市の調査によれば、その多くが耐震強度、電気水道などの維持の点から校舎については閉校時そのままの状態だ

グランドの一部は地元高齢者などがグランドゴルフなどに限定利用している


見た目校舎は損傷も少なく、まだまだ使用が可能とみえる

こんな施設をこのまま廃墟と化していくのを黙ってみているのか

最大限のＰＲを行い、利活用のため使用者の確保を急いでほしいと提言した

市の説明は相変わらず「予算がない」「解体費用もない」だ

ほんとうにそうなのかも知れない

当該地域に住む６５歳以上の方が５０%を超えると「限界集落」と言うそうだ

寂しい言葉だ

なんとしても「賑わい」をつくりたい

一過性の賑わいでなく、恒常的なものを・・・