よっちゃんの独り言

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常陸大宮済生会病院

2016年09月03日 | 常陸大宮
今日、ロゼホールで「常陸大宮済生会病院開院10周年記念式典」が開催された


平成17年に旧大宮町、山方町、緒川村、美和村、御前山村が合併し「常陸大宮市」が誕生した

茨城県北西部に位置する常陸大宮市は人口が約45,000人

市の面積は県内2位の大きな市となった

この地域、特に旧村地域は過疎化が進み、限界集落も少なくない

そんな地域に平成18年、待望の総合病院が誕生した

合併特例債を使い、建設費約53億円、その内47億円が特例債からまかなわれた

それまで大きな病気になると水戸市内に足を向けていたが、市内で対応できるようになった


課題も多い

こんなに立派な病院ができたのに医師不足は深刻で、休診が続く診療科も続出

自治医大、筑波大等との連携でなんとか対応していると

院長はじめ関係者の苦労を思い知った

今日は橋本県知事も顔を見せた


当時積極的に開院を推進した一人だと

少子高齢化が進むこの町になくてはならない病院だ

今日の記念講演ではNPO法人「ザンビアのへき地医療を支援する会」副理事長の「山本香代子さん」がザンビアでの診療生活を語ってくれた

ザンビアの実態に迫り共感を感じることができた


そなエリア東京へ!

2016年09月01日 | 常陸大宮
そなエリア東京(東京臨海広域防災公園)は、首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター及び広域支援部隊等のベースキャンプ、災害医療の支援基地として、東扇島地区(川崎市)の物流コントロールセンターと一体的に機能する防災拠点施設だ。


今日、常陸大宮市赤十字奉仕団視察研修として出向いた

はじめて訪れた

東京都江東区有明にあり首都直下地震の対応を目的として国土交通省が設置している

地震時の様々な対応が再現されており、被害の生々しさも体感できる

自分たちが日頃から心がけることや、大震災時最も必要なトイレ・・・空腹は水でもしのげるがトイレは我慢できない、仮設トイレの作成方法などきめ細かなアドバイスを発信している

屋外には大型ヘリ7機が離発着可能な広場も整備され、緊急に設置される災害対策本部には照明こそ消えていたが、臨戦態勢が整っていた


疑問も感じた

膨大と感じるこの施設は避難施設ではなく支援施設だと・・・

それでは1000万都民が避難するのはどこなんだろう

本当に速やかな避難は可能だろうかと

都心で震度7の地震が発生すると関東一円は軒並み震度6弱から震度7が想定される

逃げるべき場所はない!

本当に怖い話だ

今日の研修で痛感したのは、どんな立派な施設を造ってもすべての命を守ることは不可能と感じた

自らの知恵と工夫、そして備えが必要だ