三連休の最終日。
買い物やお散歩を除いて工作を続けます。
今日は、今回の技術課題である「枠式」の工作を行いました。
「枠式」とは、アングルの代わりに平板の内側をくり抜いた「枠」を作成し床板取付部材とする工法で、こちらの方からご承認を頂き使用させて頂きました。
genta-nozz様(でいいのかな)曰く「枠式にすると車体剛性が上がり、車幅が決まり、側板の波打ちもないので平滑感が得られる」とあり、今回のヘロヘロキットには、着手前から「これしかない」と思っておりました。
まず、枠幅を決めます。
実車は2603mmとありますので模型寸法32.5mmとします。
車体板厚が0.4mm、扉類板厚が0.4mmでしたので、最も幅の狭い箇所で30.9mmとなりました。
これから枠板にはエコーモデルさんの床板用真鍮板No.972:1.0mm厚×31mm幅を使用しました。
扉以外の部分には、1.0mm幅/t=0.4mmの真鍮帯板を枠板の側面に半田付けし、扉部分と車体が平面になるようにします。
この時点で床板取付用ネジのネジ加工(M2のネジ切り)も済ませておきます。
次に板端から約4mmを残し、内部を糸鋸で切り落とします。
この作業に大分時間が掛り、途中で鋸歯2本が消えていきました。
出来も恥ずかしい出来ですが、この状態でやすりで仕上げると肝心の枠が歪みそうなのでそのまま使います。
しかしgenta-nozz様のブログを拝見すると、途中の休み穴なしで一発で抜かれているようで、genta-nozz様の素晴らしい技術に感嘆し、反面、自分の技術の未熟さにまだまだ修行が足りないと思っております。
続けて、枠の取付位置を決めます。アングル高さと同じ位置で良いと思います。
実車の車高が3550mmですので、模型寸法44.6mmとします。
キットのアングル取り付け位置は車体裾から3mmとなっています。
大体3.0mmの場所に枠を嵌め込んで、床板を乗せて屋根高さを測ると・・・・
大体44.5mmでほぼ合っているようですので、裾下から3.0mmで枠を固定することにします。
ちなみに床板は1.0mmでした。
床下機器の取付面が車体裾から2mm奥(内側)となりますので、床下機器取付板を使用した方が良いかもしれません。
枠の取付前に車体の窓枠を取り付けます。
使用したパーツはコモン・ワークスの8070-B「キハユニ155~15用窓枠」を使用しました。
このパーツも繊細で、切り残しをやすりで仕上げる際に、注意しないと上枠を曲げてしまいます。
きれいな新品のキットには良いですが、ヘロヘロのこのキットには勿体ない部品でした。
さて、次回は枠の取付という大仕事です。
これが終われば、楽しいディテール工作に入れるのですが、今週が多忙で全く時間がとれません。
枠付けは週末のお楽しみとなりそうです。
買い物やお散歩を除いて工作を続けます。
今日は、今回の技術課題である「枠式」の工作を行いました。
「枠式」とは、アングルの代わりに平板の内側をくり抜いた「枠」を作成し床板取付部材とする工法で、こちらの方からご承認を頂き使用させて頂きました。
genta-nozz様(でいいのかな)曰く「枠式にすると車体剛性が上がり、車幅が決まり、側板の波打ちもないので平滑感が得られる」とあり、今回のヘロヘロキットには、着手前から「これしかない」と思っておりました。
まず、枠幅を決めます。
実車は2603mmとありますので模型寸法32.5mmとします。
車体板厚が0.4mm、扉類板厚が0.4mmでしたので、最も幅の狭い箇所で30.9mmとなりました。
これから枠板にはエコーモデルさんの床板用真鍮板No.972:1.0mm厚×31mm幅を使用しました。
扉以外の部分には、1.0mm幅/t=0.4mmの真鍮帯板を枠板の側面に半田付けし、扉部分と車体が平面になるようにします。
この時点で床板取付用ネジのネジ加工(M2のネジ切り)も済ませておきます。
次に板端から約4mmを残し、内部を糸鋸で切り落とします。
この作業に大分時間が掛り、途中で鋸歯2本が消えていきました。
出来も恥ずかしい出来ですが、この状態でやすりで仕上げると肝心の枠が歪みそうなのでそのまま使います。
しかしgenta-nozz様のブログを拝見すると、途中の休み穴なしで一発で抜かれているようで、genta-nozz様の素晴らしい技術に感嘆し、反面、自分の技術の未熟さにまだまだ修行が足りないと思っております。
続けて、枠の取付位置を決めます。アングル高さと同じ位置で良いと思います。
実車の車高が3550mmですので、模型寸法44.6mmとします。
キットのアングル取り付け位置は車体裾から3mmとなっています。
大体3.0mmの場所に枠を嵌め込んで、床板を乗せて屋根高さを測ると・・・・
大体44.5mmでほぼ合っているようですので、裾下から3.0mmで枠を固定することにします。
ちなみに床板は1.0mmでした。
床下機器の取付面が車体裾から2mm奥(内側)となりますので、床下機器取付板を使用した方が良いかもしれません。
枠の取付前に車体の窓枠を取り付けます。
使用したパーツはコモン・ワークスの8070-B「キハユニ155~15用窓枠」を使用しました。
このパーツも繊細で、切り残しをやすりで仕上げる際に、注意しないと上枠を曲げてしまいます。
きれいな新品のキットには良いですが、ヘロヘロのこのキットには勿体ない部品でした。
さて、次回は枠の取付という大仕事です。
これが終われば、楽しいディテール工作に入れるのですが、今週が多忙で全く時間がとれません。
枠付けは週末のお楽しみとなりそうです。