「万景峰入港の全面解禁主張していない」 高村外相がTBSに抗議
高村正彦外相は23日、緊急記者会見を開き、21日放映のTBSの番組「報道特集NEXT」が、13日に開催された日朝実務者協議を受けての政府の会議で、高村氏が北朝鮮船籍の貨客船「万景峰92」の入港の全面解禁を主張したと報じたことに対し、「100%ウソだ」と述べ、TBSに抗議するとともに、報道取り消しを求めると表明した。
高村氏は会見で、「日本の外相が今の状況下で、万景峰入港を全面解禁しろと主張したと北朝鮮に伝われば、誤ったメッセージとなり、国益に反すること著しい。こういうウソを公共の電波で垂れ流すことはとんでもない」と指摘した。
13日の会議は首相執務室で開かれ、高村氏のほか福田康夫首相、町村信孝官房長官、中山恭子首相補佐官が出席、北京から帰国した外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長から報告を受け、対応を協議したという。 (MSN産経ニュース)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080623/plc0806231436011-n1.htm
朝日新聞といい毎日新聞といいTBSといい日本のマスコミはどうなっているのか、などと言っているレベルではないですね。TBSは、「国益」を損なう可能性のある「100%の嘘」を公共の電波で流したとのことです。ここまでするからには、この報道には国に損害を与えたいなんらかの意図があると疑われても仕方がないでしょう。
高村外相は「日本の外相が今の状況下で、万景峰入港を全面解禁しろと主張したと北朝鮮に伝われば、誤ったメッセージとなり、国益に反すること著しい。」と言っています。そして、TBSはわざわざ報道特集番組でこの嘘を流しています。TBSの悪質さは今にはじまったことではなく、この会社は放送法により免許を受けた者ということなので、免許取り消し検討を視野に入れてもいいのではないでしょうか。
昨年の放送法改正で、捏造報道をしても行政処分はできない(公権力の介入はできない)ということになったそうですが、それでは、このマスコミ・メディアの、公権力も及ばない強大な「報道の暴力」を誰が止められるのでしょうか。