安倍晋三前首相が終戦記念日の15日に靖国神社に参拝することが14日、分かった。安倍氏は首相在任中、靖国に参拝するともしないとも明言しない「あいまい戦術」をとり、昨年8月15日には参拝しなかった。
昨年中には首相として参拝する考えだったが、退陣したため実行できなかった。
安倍氏は平成5年の初当選以来、昨年を除いて毎年欠かさず靖国に参拝していた。
一方、福田康夫首相は昨年9月の自民党総裁選の出馬記者会見で、靖国参拝について「お友達の嫌がることをする必要はない」と述べ、中国が反発する靖国参拝を行う考えのないことを表明した。福田内閣の閣僚では保岡興治法相と太田誠一農水相のほか、野田聖子消費者行政担当相が14日、首相官邸で記者団に、靖国参拝について「これから日程調整する。(参拝は)私個人としてはいつものことだ」と述べ、15日に参拝する意向を示した。(MSN産経ニュース)
今日、 安倍前総理が靖国参拝される予定だそうである。昨年、安倍氏が首相在任中に参拝を実行されなかったことは、内心、苦渋の思いがあってのことと推察する。
一方で、現首相である福田氏は、昨年9月、靖国参拝について、「お友達の嫌がることをする必要はない」と述べたそうである。わが国のトップの座にありながら、福田氏は、国のために命を落とされた英霊よりも、外国のご機嫌第一の考えらしく、(ご本人はご自分の言葉の意味を十分わかっているのだろうか?)これだけでも、福田氏に首相の資格があるのか深く疑問に思う。