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中川昭一氏が景気対策で発言

2008-08-24 | 自民党

何もしない首相はダメ」中川昭一氏が景気対策で発言

 自民党の中川昭一・元政調会長は23日、北海道帯広市の会合で、最近の景気後退に関し、「政府がやれることはなんでもやらなければならない。何も発信しない日本、何もしない政治、何もしない首相はダメだ」と述べ、福田首相が指導力を発揮して積極的な景気刺激策を取るよう強く求めた。

 政府・与党が月内に策定する総合経済対策については、「2~3兆円の財政出動を含めた定率減税、投資減税が必要だ」と指摘した。また、2011年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する政府の財政再建目標について、「黒字化して日本が沈没したのでは世界中の笑い者になる」と語り、先送りを検討すべきだと主張した。(2008年8月23日22時49分  読売新聞)

 
   

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福田首相は23日、20年後に国民1人当たりの国内総生産(GDP)を世界10位以内に押し上げるための中長期的な経済ビジョンを策定する方針を固めた。

 首相が目指す「ストック型(持続可能)社会」への指針となるもので、有識者らの意見も聞き、来春の策定を目指す。次の臨時国会冒頭の所信表明演説で正式表明する意向だ。

 日本の1人当たり名目GDPは、経済協力開発機構(OECD)の加盟国の中で、1993年の2位をピークに下落傾向が続き、2006年には18位まで落ち込んでいる。このため、首相は日本経済復活に向け、経済分野を中心に「日本社会のあるべき姿」を具体的に示す必要があると判断した。(2008年8月24日02時09分  読売新聞)

 

93年に世界2位だったGDP(国民一人当たりの国内総生産)は、今や18位になっているそうです。経済に明るくなくてもこの数字は実感しますし、数字ではっきり示されると日本の現状を突き付けられ暗澹たる気持ちになります。大企業だけはなんとかまわっているのでしょうが、その裏で国民の生活は厳しさを増しており、この現状で改革続行を第一義にするのはどうなのか?と素人ながらに思います。

福田首相が、遅ればせながら、ここにきてやっとやっと経済目標を示してきたようです。(遅すぎ!)おそらく事態は切迫しており、中川昭一氏のおっしゃるように黒字化して日本が沈没したのでは世界中の笑い者になる」 ことのないように、政府には早急に現状を正確に認識したうえで、優先順位を間違えず中途半端でない最も適切な処置を実行してほしいものです。 

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