鳩山氏 グローバル化批判を軌道修正 2009.9.4 21:22
民主党の鳩山由紀夫代表は4日、都内で開かれた「世界経済フォーラム」(本部・ジュネーブ)の会合で講演し、世界経済が一体化するグローバル化について「光と日陰の部分がある。日陰の部分をいかに制御し、光の部分をいかに伸ばしていくかが極めて重要だ」と語った。「鳩山氏が米国主導のグローバル化に批判的」との見方が米国内で広がっていることから、プラスの側面を強調することにより、懸念の払拭(ふつしよく)しようとしたようだ。
講演で、鳩山氏は「市場に任せておけば、みんなが幸せになれるとの単純な考え方に問題があることが世界的にも明らかになった」と述べ、市場原理主義を重ねて批判。その上で「競争は活力の源だ」と認め、「企業が健全な競争を通じて成長する原則は変わるはずもない」と語った。
鳩山氏は月刊誌に寄せた論文で「冷戦後の日本はアメリカ発のグローバリズムという名の市場原理主義に翻弄(ほんろう)されつづけた」などと記したことを、米主要紙が紹介。これを受け、鳩山氏の対米姿勢について、米国内で懸念の声が広がっていた。 (MSN産経)
鳩山氏という人は、何か批判されれば、すぐに修正する人らしく、話がいつの間にかどんどん変わっていく(ブレていく)ようです。 何が何だかわからなくなりそうなので、記録を残そうと思います。