#69 「ロンリー・バースデー」 Things I Forgot at Birth
意識が戻ったクーパー。刑事が事情を聞いてくる。そのそばにレイチェルが立っている。クーパーは「俺が悪いんです。スピードを出し過ぎてハンドルを切り損ねた。俺の責任です」と、レイチェルがハンドルに手をかけたことは話さなかった。
クーパーはレイチェルに「・・お腹の赤ん坊は大丈夫だったのか?」と聞く。レイチェル「つい妊娠したと嘘を・・」と言うと、クーパー「出ていけ」・・・。クーパーが起こるのは当然だ・・。
ネイサンがクーパーを見舞いに来る。ネイサンはクーパーに言う。「・・俺が助けたんじゃない、助けようとしたけど息が苦しくなって意識がなくなって・・・、俺は助けてない・・」と。
クーパーは「俺たちを助けようとしてくれた、そのおかげでこうして生きている、それで十分だ」というけれど、でもネイサンには、どうしても割り切れない思いが残っている。
ルーカスにあの川の中でのことについて尋ねるネイサン。「俺は誰も助けていない。誰かに助けられたんだ・・」 ルーカス「・・あそこにはあの時他に誰もいなかった。俺たちだけだ」 「でも、誰かがいたんだ。あそこに」「誰だよ?」とルーカス。ネイサンは思いだす。あの目・・・「キースおじさん」・・キース??
リバーサイドのコートで。ペイトンがルーカスに尋ねる。「どんな夢でも叶うとして、誰と分かち合いたい?」ルーカスの答えは「ブルック」。ペイトンは「わかった。なら、特別に仲直りする方法を教えてあげる」とルーカスに言う。 ペイトンとブルックは9歳の時から、ブルックの誕生日には閉店間際のモールに行き、ブルックが好きなものをペイトンが万引きするという万引きごっこをやっていたらしい。(モールにお父さんの知り合いがいて、お金は後で払っていたから、”万引き”ではないらしいけど) 今年はそれを、ブルックのためにルーカスがやってあげて、ということらしい。
クーパーが退院した病室にレイチェルがやってくる。クーパーはもう町を出てしまっていないらしい。レイチェルはネイサンに「(助けてもらった)お礼をしたい」と言って、キス。この人は・・何というのか、あまりに手が早い!今度の目当てはネイサン?ヘイリーが大変だわ・・
ダンに宅配が来る。荷物受け取りの「サインをお願いします」と言う言葉が、ダンには「受け取りのサインをお願いします。人殺し」と聞こえてしまう。幻聴? 自分が出ているテレビを見ていても、「人殺し」という言葉が聞こえてしまう・・
カレンズ・カフェで。デブの様子が本当におかしい。そしてとうとう、デブは隠し持っていた銃を落としてしまい、それが暴発してしまう。
ヘイリーからこの暴発事故の話を聞いたカレンがあわてて店に行く。デブ「私には銃が必要なの。護身用にね」 デブとカレンと言い争っているうちに、デブのバックから薬が落ちてしまった。デブはまた薬に依存してしまったんだ・・。リハビリ施設に戻ってというカレン。でも、デブは「結構よ、こんな小さな店に未練はないの、やめて上げる」と言って、店を出て行ってしまった。ダンに脅かされて、デブは人が変わってしまったようだ。デブの様子がとても心配・・・
スキルスは大学に行きたいのだけれど経済的に難しく、スポーツ奨学金が欲しいらしい。ルーカスは心臓のことでレイブンスをやめたので、かわりにコーチに推薦してくれないかとルーカスに頼んでいた。ルーカスはコーチに、スキルスのプレイを見てくれるようにと頼み込む。
レイチェルはブルックをクラブに連れてきて、男の子をナンパしようと言っている。クーパーに去られた憂さをナンパで晴らそうとしているらしい。でも、ブルックはナンパするなんて気になれず、先にクラブを出てきた。
閉店のモールで。ルーカスはブルックを待っていた。ブルックは来なかった。でも、・・・ペイトンと寄り添ってモールを出てくるルーカスをブルックは物陰から見てしまった・・ペイトンはペイトンなりにルーカスをあきらめようとしているのだけれど、これは裏目にでてしまったね・・・
ブルックは部屋でアルバムを見ている。アルバムにはペイトンと過ごした懐かしい日々-。その最後のページに、今日の「ルーカスとペイトンが肩を並べた写真」が加わる。ブルックは親友と彼氏を同時に失ってしまったことになる・・つらいね。
ネイサンは事故現場の川に来ていた。ヘイリーがネイサンを気遣って追いかけてきた。ネイサンはあの水の中での記憶が頭から離れない。
夜のリバーコートで。ダーラムコーチはスキルスをレイブンスに入れることに決めたようだ。以前、ダーラムコーチがリバーコートでルーカスを見つけてルーカスに託した夢を、もしかしたら、スキルスが引き継いでくれるかもしれないと。
人生には岐路に立つ瞬間がある
地図もなく不安で途方に暮れる瞬間
その時下した決断が残りの日々を形作っていく
しかし、行く手に見慣れない風景が待っていると、
人は踵を返したくなるものだ。
それでも人は自分を駆り立て、先を見ようとする。
孤独の痛みを越えた先にあるもの
誰かを迎え入れる勇気の先にあるもの
人を許す勇気の先にあるもの
夢を持ち続けていればきっと見える何かを
試練の時にしか、本当の自分は見つけられない。
そして試練の時にしか、自分の可能性は見つけられない。
なりたい自分にはきっと出会える。
絶えまぬ努力と自分を信じることさえ忘れなければ
行く手に立ちふさがる恐怖を、
打ち砕きさえすれば-
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※ 70話(4-3)の録画をミス。録れていませんでした・・m(_ _)m