【海保職員「流出」】仙谷氏「海保長官に重い責任」 馬淵国交相については否定 2010.11.10 17:38
このニュースのトピックス:仙谷官房長官 定例会見をする仙谷官房長官=10日、首相官邸(緑川真実撮影)
仙谷由人官房長官は10日の記者会見で、海上保安官が尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像を流出させたと名乗り出たことに対する海上保安庁の鈴木久泰長官の監督責任について「独立性、自立性に応じた責任は当然出てくる。強制力を持った執行部門は、それなりの強い権限がある代わりに強く重い責任を負う」と述べ、責任は免れないとの考えを示した。 ただ、馬淵澄夫国土交通相に関しては「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と、責任を問わない意向を表明。海上保安官の処分については「必要があれば行う」と述べた。(MSN産経)
仙谷氏がまずやったことは海保庁長官に全ての責任を押し付けること。そして内閣の責任逃れ。民主政権は、こういうことだけは異常に上手い。
今回の仙谷流責任逃れのポイントは「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」でした。でも、こういう「責任逃れ」に国民みなが騙されると思ったら大間違い。仙谷氏が口を開く度に、その軽薄で姑息な論法は、ますます際立っている。