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娘が耳鼻科へ行きたいという。孫たちは母屋で留守番。私の渡した紙幣を思うように遣わせて貰えなかった不満を訴える。
韓国にそれほど子供が欲しがるものが無いはずだが、兎に角、自分のものとして使いたかったのだろう。
今度は私と行きたいという。沖縄へ行ってみたいと言う。
約束する。娘は飛行機の高度に耳が耐えられず、帰っても異常だからと耳鼻科へ。
軽い内出血を起こして、炎症があった。
私のような鈍感は経験したことの無い痛さがあるらしい。
昼は家内の作ったチキンライスを大皿に盛って、孫たちと食べた。「やっばあばのご飯は美味しいね」と二人が殆ど食べてしまった。
医者から帰ると、孫娘が冷蔵庫へとどかないから、台を持ち出し氷を出して、私の飲み物を作ってくれた。
家内のしていることを見て覚える。そして自分が工夫したドレッシングで、ゆで卵を主にしたサラダを綺麗に飾り、私に食べてくれという。
門前の小僧。心まで習ってくれるのが嬉しい。飛行機はどこのだと聞いた返事の無い娘。孫娘が描いたマークで大韓航空と解った。
絵が好きなだけあって、マークを覚えている。其れを綺麗に描いてくれた。