昨年10月にサブ、今年9月にはアビーがお空へ帰り、今ではペットはもう10歳のモックン(キジトラの雄)しかいない我が家。飼い主が老齢ならペットも老齢な「老&老ファミリー」の我が家です。
家猫になる直前のモックン、箱座り。この時はまだ野良ネコちゃんです。懐かしいわぁ、2012年推定1歳。
夜になるとこっそりやって来て、使っていないティーティーの犬小屋で寝ていたことを知らなかった私。しばらくすると逃げることなく、お昼でも堂々と犬小屋にいました。
そして当たり前のように家に入ってきて、しっかり寛いでいたモックン。
ティーティーはモックンが姿を現してからちょうど1週間後に亡くなったけど、モックンが一緒にお見送りしてくれたのよ。それからず~っと我が家にいるモックンです。
そんなモックンは、子猫の頃からストルバイト結石(膀胱や尿路にできる結晶や石)ができる体質。家猫になってすぐ、推定1歳から患っています。今日まで9年間療養食しか食べていないけど、おかげで普通の生活か出来てるの。
それでも尿の出にくい時が時々あるようで、そんな時はトイレが長い。病院で結晶を溶かすお注射をしてもらうと、すぐ元に戻ります。それを何度か繰り返しながら、現在まで過ごせてきた。
アビーが亡くなってすぐの頃、またモックンのトイレタイムが長く思えたので動物病院へ。いつもより軽症に思えたのにいきなり入院宣告されました。カテーテル導尿&膀胱炎や結晶を溶かす薬の服用が必要とのことで、入院は数日の見込みでした。
これで我が家にはペットがいなくなり、しーーーんとさみしい。数日後、病院から電話があり、「膀胱内の結晶が消えたのでカテーテルを抜きました。けれど自力排尿ができない。もう一度導尿しますのでさらに数日入院必要」とのこと。
やれやれ、やり直しかぁ。さらに数日後、「前回同様、自力排尿ができません。精密検査のため本院へ連れて行きます」との連絡があったの。これはいつもと違う、いったいモックンに何が起こっているのかとても心配になった。
モックンは、看護士さんに機器の揃っているセンター病院へ連れて行ってもらったらしい。検査の結果は尿路結石とのこと。今までは膀胱内のストルバイト結晶だけだったが、今回は尿道の周りに石がこびりついていて尿の通り道がないらしい。雄猫は尿道が長く、特に出口あたりが狭い構造だそうです。それを手術で短く切って排尿しやすくする。「つまりは女の子にする治療です」とのこと。えぇ~モックン、以前に去勢もしたし、すっかりトランスジェンダー猫になるんだね。
モックンもそれなりの年齢ですから・・・と言われ、返す言葉もない。老家族の文字が頭の中を巡ってる。手術は安全なものか、それで完治するのか、心配ばかりが募る。でも手術しか方法がない。同意書にサインする。
モックンがんばれ~!
おねちゃん、絶賛応援中!
モックンの受難②へ続く