先日、某病院で若い男性技師に採血してもらったら、メチャ下手だった。処置後も痛みが長引き、帰宅すると腕に内出血があった。その範囲が日々広がり、最終的には肘と手首の中間部分まで紫色になった。内出血は引力で下がってくるんですってよ。
そして昨日、再び採血に同じ病院へ。私の願いは2つ。
①あの新人男性技師にはどうか当たりませんように
②熟練の技を持つT看護師に当たりますように
②熟練の技を持つT看護師に当たりますように
・採血ブースは3つ、採血作業者も3人
↓
・採血中のT看護師を発見
↓
・待合室には私を含めて3人
↓
・他の看護師2名が先に作業を終え、私以外の2名の採血開始
↓
・しめしめ、後で作業を終えたT看護師は次に私の名を呼ぶはず
ふふっ、勝った。
神さまありがとう!前回の苦行に耐えたご褒美なのね。
すると、先に名前を呼ばれて隣のブースで今まさに採血しようとする姿勢のおジイサマが、「ワシはT看護師にしてもらいたい」とのたまうではないか!
<あかんあかん、そんなん横入りやんか!>と内気な私の心の声。そして採血寸前で代われと言われた、目の前の看護師さんがお気の毒ですわ。
すると、その看護師さんは笑顔で「そうよね、T看護師さんはすごく上手だから安心よね。じゃあ代わってもらいましょうか」と駆血帯をはずす。えぇっと、そう来るかぁ~~~?
負けた。
おジイサマは腰を浮かし、隣のT看護師のブースへ移ろうとしていた。時刻は12:32p.m。
T看護師:「あらっ、悪いわね。それはできないわ」
そうよね、そんなわがままは許されないわよね。
劣勢を盛り返し、やや優勢な私。へへっ!
T看護師:「私の勤務は12時30分までなのよ。ではこれで失礼します」
えぇ~!おジイサマと私、二人とも空振りじゃん。
結局引き分けやな。
たかが採血、されど採血。担当者が誰かは非常に重要なことです。ちなみに採血してくれた中年の女性看護師もとても上手でした。お世話になりました。