私の耳は乾燥耳。なのになぜか2009年から左耳だけ湿っぽくなり、その後はスリむいたようにヒリヒリと痛み始めました。綿棒に少量の血が付く時もあったけど、切り傷みたいに時間とともに治るだろうと簡単に考えてました。
でも、実際には悪化の一途。いつも耳が濡れてる不快感があり、実際に綿棒にリンパ液がついて黄色くなることもあったの。耳鼻科へ行くと、「外耳炎」との診断。確かに、耳掃除は毎日してた。初めは綿棒、次は竹製の耳掻き、最後は金属製の耳掻き棒でぐりぐりしてたもん。
「治るんですか?」の質問に、「えぇ。でも、何回もこの症状を繰り返すケースが多いんですよねぇ…。あ、絶対耳に触らないで。かゆい気持ちはわかりますが、触り過ぎて長年のうちに耳の中の皮膚が厚くなり、耳穴が極端に狭くなって手術が難しい人もいるのよ」との回答。治るんだか治らないんだか、何だか複雑な気持ちで帰宅。
処方薬はリンデロンというステロイド薬。ステロイドという言葉にビビり、痛い時しか使わないようにした。そして絶対触らなかった。その結果、左耳はめでたく完治しました。でも耳は二つある。左に触らない間、右耳の掃除に専念しました。そしたら今度は右耳が同様の症状を起こしてしまったの(当たり前)。医師の説明のように、何度もただれを繰り返し、なかなか治らない。かれこれ7年間右耳に苦しんできました。特に深夜。目覚めると外耳炎の方の耳が熱くてかゆくて、我慢できない。半狂乱で綿棒で掻く。ただれがさらにひどくなる。耳の付け根まで痛い時もある。張りかけた薄皮が勝手にはがれる、治りかけるとまた綿棒。この悪循環にはまり、最後はそのサイクルが極端に短くなっていた。
この8月末にサブちゃんの逃亡騒ぎがあり、取り押さえようとした私の右腕にサブちゃんの鋭い爪が食い込みました。時間とともに患部の色が変わり、熱を持ち始めたので病院で抗生剤の飲み薬を処方してもらいました。おかげで化膿せずに傷は治ったんだけど、なんと!
ついでにあの頑固な外耳炎が完治しました!
この7年間は何だったの?と言うほど簡単に治った。
サブのおかげだわぁ。これぞサブの恩返し!
ほんとうにありがとうね、サブちゃん♥♥♥