YUKI - OMOLOLA

MY DAILY LIFE

オスカー・ココシュカ

2020年11月30日 11時17分08秒 | Weblog
オスカー・ココシュカ(Oskar Kokoschka 1886-1980)は、クリムト、シーレと共に近代オーストリアを代表する画家。彼の代表作のひとつ「テンペスト(風の花嫁)」を初めて見た時、こんなにおどろおどろしい絵を描くのはどんな人なのかと興味を持ちましたの。あのゴッホもココシュカから影響を受けた一人なんですって。



ココシュカはオーストリアの小さな町で誕生、貧しい幼少期を過ごします。19歳でウィーン美術工芸学校(画家志望のヒトラーが不合格になった学校。もし合格してたら世界史は変わっていたわね)に進学、後に同校教師となりました。


1912年、26歳の時、肖像画を描くためにアルマ(あの大作曲家マーラーの未亡人)の自宅を訪れます。ココシュカのために「トリスタンとイゾルデ」をピアノ演奏するアルマ。ココシュカはそんなアルマに一目惚れ、何とその日にプロポーズしたそうよ。ちょっとせっかち過ぎない?当時のアルマは建築家グロピウスと交際中にもかかわらず「傑作が描けたら結婚しましょう」と返事し、ココシュカとも恋愛を始めます。あら、これっていわゆる二股ですわよね。

その時に描いたアルマの肖像画。これ、日本にあるのよ(東京国立近代美術館所蔵)



でもすぐにココシュカとの恋愛関係がバレて、グロピウスとは絶交になるの。アルマは自由奔放な恋愛観を持ち、相手を支配する女王様体質。これ以降、ココシュカの人生全てが哀れなほどアルマに翻弄されていきます。(アルマについては「ココシュカの元カノ」を先に投稿してます)


さて、肝心の恋愛は独占欲の強いココシュカの嫉妬深さが原因で長続きせず、3年後にアルマから別れを告げられます。自暴自棄になったココシュカは第一次世界大戦に志願して東部戦線に従軍。

1年後、頭部に重傷を負って帰還したココシュカは、アルマに見舞いに来て貰いたくて知り合いに連絡してもらったら、アルマは既に再婚して子供まで産んでいたことがわかったの。しかも、相手はあのグロピウス!えぇ~、ココシュカが原因で絶交したんじゃなかったのォ~?もう踏んだり蹴ったりじゃん。
ココシュカ最大の不幸は、
・アルマの方はココシュカほどの深い愛情を持っていなかった
別れの後もアルマへの思いを断ち切れなかった
ここで目が覚めるべきだったのに・・・。ココシュカ、残念。


それから3年後、アルマに執着するココシュカは、関節が動く等身大のアルマ人形」を発注します。完成したアルマ人形に洋服を着せ、居間や寝室で生活を共にし、外へも連れ歩いてたそうよ。そして、この人形をモデルに油絵でアルマの肖像画3点を描くの。ちょっと、ちょっと、ココシュカさん、それ、本物のアルマさんじゃなくて人形ですから~。恋しさのあまりとはいえちょっとヤバい人かも?

閲覧注意!メチャ怖いアルマ人形。      (※wikimediaより転載)


肌は短い毛皮で覆われているらしい・・・。なんでこんなにコワイねん!



さらにその3年後、画家の友人達とのパーティーで、ココシュカは酒に酔った勢いでアルマ人形をワインボトルで斬首。傷跡が赤ワインでぐっしょり濡れ、そのまま屋外に置きっぱなし。(それを見つけた警官が殺人事件と思って押し入ったところ、全員泥酔して寝ていたんだって)。ココシュカ殿、ご乱心。


あんなに大事な人形なのに、一体どうしたんでしょうか。生身のアルマはもう決して帰ってこないのに、いつまでも固執するココシュカ。自分でもそんな苦しい状態を脱出したくて、アルマ人形を「殺して」しまったの?


さて、こんなにもアルマを大好きなココシュカ、その後生涯独身かと思えば何人かと交際し、50歳の時に若い弁護士オルダ・パルコフスカ(1915-2004)という女性と結婚します(結婚したんかい!)。ふぅ~ん、人形を破壊した甲斐があったわね。その後ナチスから「退廃芸術」とされ、52歳の時に妻とロンドンに亡命。

オルダ・パルコフスカ(1937)      ※オスカー・ココシュカ財団から転載
なんかココシュカと顔が似てる!父の故郷プラハへの移住後に結婚したから、もしや同郷の人なのかなぁ??????


その後、スイスに定住して一件落着かと思いきや・・・。
1949年、戦争が終わって世界が落ち着き始めた頃、63歳のココシュカはアルマの住むニューヨークへ旅行し、アルマに「会いたい」とメッセージを送ったのよ~。その日はアルマ70歳の誕生日。でもアルマは「最も輝いていた頃の私だけを彼の記憶に残したいの」として会わなかった。再会できないと知ったココシュカは、電報を打ちます。
「愛しいアルマ、僕たちは<風の花嫁>の中で永遠に結ばれているのです」
どうです、皆さん。さすが芸術家同士(アルマも音楽家)だと感心しますね。


でも、もし私なら、そんなに好きだったならばニューヨークで絶対再会しますわ!そう考える私はロマンがないのかなぁ?(誰にも会ってとは頼まれないけどね)

再会する理由は、「あれからお互いにいろいろあったけど、こうやって生きて再会できるのは素晴らしいこと」と手を取り合って、お互いの人生経験を尊重できるはず。外見も気持ちも変化しているけれど、だからこそ、そこに新たな喜びを見い出せる。冥途の土産になるし! 誰でも老いていくのは自然なことだし、年老いた姿は感慨深いよね。「もう美しくないから会いたくない」と言うのは実はもう好きじゃなくて、会って何するの、会うのがシンドイ(=気が重い、面倒、疲れる)のだと思うの。

あ、そうだった。ココシュカ不幸の始まりは、アルマはココシュカほどの深い愛情を持っていなかったことでしたわね。

百年に一人の純情ボーイ、ココシュカ。いつまでも忘れないよ。

胃がないメダカが腹痛?

2020年11月28日 17時03分06秒 | Weblog
先日、メダカがとても長くて白いフンをしましたの(「全日本長い〇選手権大会メダカの部 準優勝」参照)。

フンギリが悪く、白い糞をいつまでもダラ~リと引っ張って泳ぐメダカ。


でもその時は何とも思わず、私とアビーはトットと淡路島へ遊びに行きましたの。そして帰宅後、メダカが白くて長い糞をする理由をネットで調べたら消化不良と書いてあった。さらに糞が細いと下痢便とのこと。えぇと、あの時のメダカちゃんはお腹が痛かったのかしら???気が付かなくてごめんね。

原因は、飼育水が汚い、水温の変化が大きい、急に餌を変えた、水替えのし過ぎ光不足などいろいろあるようです。確かに私は赤字の項目を全部やってました。

解決策は、汚い飼育水ならキレイにする(掃除やバクテリアや水流調整)、餌を抜く、合わない餌や古い餌を与えないなどです。今回は水をきれいにした直後に淡路へ行ったことで餌抜き状態となり、図らずも解決策を実行したことになります。帰宅後に観察したら、みんな元気に泳いでいて、底面には健康なフンが落ちてました。めでたし、めでたし!そして再び消化不良を起こさないよう、水流ポンプを取りあえず稼働させました。やっぱり、ヴゥ~~ンとうるさい。どうしよう。気になりにくい時間だけ電源いれようかな。

ところで、魚には有胃魚(胃袋を持つ)、無胃魚(胃袋を持たない)がいて、
メダカは胃がないらしいわよ!
鯛やカツオ等は海老や小魚を食べ、消化のために胃が必要。でもメダカはプランクトンを食べるので消化は超簡単だから、胃はほぼ不要。食道から腸が直接つながってて、食べたら30分ぐらいで排泄するんだって!だから満腹にならずにいつも餌を探してるのねぇ~。そんなメダカを見てよく餌を与えていた私は、餌のやりすぎで死なせたこともあったわ。何事もほどほどが大事です。


「もしや、おねちゃんも無胃魚なの?甘いものもほどほどにしようね」


あぁ~、天国のサブちゃんからありがた~い指導が入りました。
いつまでも心配かけちゃって済まないわね。
引き続きお空から見守っていてね、サブちゃん。

マスク再購入

2020年11月27日 20時00分32秒 | アビー
こんにちは、アビです。
私ね、2週間前に行った淡路島へ昨日また行ったんだよ。

トンネル通過中、じっとしているワタシ。ここを抜けたら、すぐ明石海峡大橋なの。

ほら、大橋に出た。

橋の東側に巨大な何かがある。何かしら?


ずっと動かないし、船には見えないわ。


橋の上から見た淡路島。


もちろん、お宿はいつものところ。美味しい晩ご飯、私ももらえるかしら?


おねちゃん的には、このアワビのお刺身がめっちゃ美味しかったんだって!


いつものお宿のいつもの部屋「レモンバーム」は床にワックス塗り中なので、
お隣の「アップルミント」を使ったの。間取りが正反対なのが新鮮でした。

そして、先々週マスクを買ったあのお店にまた行ったのよ~。実はね、おねちゃんはこれが目的で淡路島に来たらしくて、今回は12個(合計60枚)も買ってた。

安く買えたし、これで当分大丈夫と安心してるおねちゃん。確かにそうなんだけど、ガソリン代・高速代を考えたら近所で買った方がお得なんじゃナイの?

そしてお野菜とお菓子を買って、帰路につくアビとおねちゃん。帰りの大橋から見えた2隻の船がキレイに一直線に航行してた。3番目のオレンジ色は曳航されている貨物に見えたんだけど、よくわからなかった。一番前は水先案内船かも知れないわ。対岸は明石の街並みです。


あー、楽しかった。淡路島はいつ来てもウキウキするし、ハズレがないわぁ。おねちゃん、近いうちにまた来ようね~♥今度はアビが運転してあげる(あ、あ、ありがとう、アビちゃん)

全日本長い〇選手権大会メダカの部 準優勝

2020年11月25日 19時02分41秒 | Weblog
メダカを飼うのは楽しい。


かわいいコロンちゃん達、本日のお姿。


楽しいけれど、水槽は残った餌や排泄物により水が汚れてきます。何もしないと、メダカが死んでしまうほどの水質悪化を招きます。なのでお手入れ不可欠。

昔々、グッピー飼ってました。活性酸素を吸わされて育った結果、やたら体が大きく、色も美しく、見ごたえのあるグッピーでした。90cm水槽に数匹だけでしたが、やっぱり排泄物も大きかった。そこでモーターで水を汲み上げ、水槽上部に設置した大きなスポンジを通過させてゴミを除去。時々、稚魚の中でも小さな個体が一緒に濾過されてる時があって、見るのが辛かったわ。グッピーは繁殖力が強く、稚魚を保護してたらどんどん増えてゆき、最後は90cm水槽を2個、60cmを2個、他にも小さな水槽が数個になってしまいました。各水槽にグッピーがウヨウヨ、ウヨウヨいた。それはいいんだけど、全ての水槽にポンプと濾過器とエアレーションとヒーターを設置したら、使えるコンセントは減るし、何よりも24時間稼働だから音がうるさい。眠れない。

今、メダカを飼う理由はそういう装置が不要だからで、その分マメなお手入れが欠かせないの。糞を分解する働きのあるバクテリアですが、ウチの水槽にいるはずのバクテリアはまだ力が弱いので、安定するまで網で汚れをすくってます。

その時に発見したのがこれ。薄暗い写真ですみません。


やたら長~いフンがくっついています。驚きの長さ。この子だけじゃなく、他にも数匹。


先日のお掃除の際も、長~いヒモが底面に落ちてたの。変な線虫かと気味が悪くて、本当は何なのか考えると夜も眠れなくなっちゃいました(古過ぎ!)。けど、ようやく正体がメダカのフンだとわかって一安心。

おねちゃん:「長いのが出るんだね。体長の数倍はありそうよ」
メ ダ カ:「そうなの。先日、令和2年度全日本長い糞選手権メダカの部に出たの」
おねちゃん:「あ、そうだったの。結果は?」
メ ダ カ:「準優勝だった」
おねちゃん:「まぁ、まだ上手がいるのね。次回がんばってね」
メダカちゃん達、糞闘を祈る。



平凡な一日

2020年11月24日 21時39分56秒 | Weblog
奥歯の詰め物が取れた。
歯医者さんへ行かなきゃいけないんだけど、コロナ第3波の中を満員電車で遠方まで行きたくない。いつもの歯科医院は古いビルの一角で窓がなく、1時間に1回玄関ドアを5~10分ほど開けてくれるんだけど、奥の診察室まで換気できてるのかビクビク。

と言うわけで、電車に乗らなくても行ける距離の歯科に初めて電話してみた。いい感じだったので予約をお願いしたら、一番早くて12月4日と言われたの。痛くないから待てるけど、電話から11日後の診察って一般的なのかしら?まぁ流行っている証拠だと思うことにして、そのまま予約入れてもらいました。

お昼ごはんには、おうどんを食べました。食べ物の気配を察して勝手にテーブルで待機するアビちゃん。アビちゃんアビちゃん、全然呼んでないよ。ここへ来ても食べられるものはないよ。以前は優秀な使役犬だったのに、最近はすっかり家庭犬となり、自由過ぎる時もあります。テーブルから全然どいてくれないアビちゃん。結局根負けして、最近、おリンゴとかおイモとかの小片をお口に入れてやることがある。いけないわ、大反省。これからはもう上げないよ。それもこれもアビの健康の為なんだからね。

夜にメダカを見ると、1匹も死ぬことなく皆元気に泳いでいる。備長炭のおかげかほんの少しだけ水がクリアになった気がする。気がするだけで実際は変化ないかもしれないけど、チョトうれしい。

このように何の変哲もない、平凡な一日。
でもそれって一番ありがたいことですよね。
今日も無事過ごせました。
神様、ありがとう❤

備長炭も入れてみた

2020年11月23日 21時59分18秒 | Weblog
20数年前に購入した備長炭。何のために購入したのか忘れたけれど、せっかくなのでメダカの容器に入れてみました。

猫鍋に2本半。

60cm水槽に3本。


特に60cm水槽の方は砂を入れないつもりだから、炭が水質浄化の一助となってくれればありがたいです。


今日のコロンちゃん達。


アビちゃんもメダカ見に来た。


ん~、イイ感じ♬

久々のお出かけ with コロナ

2020年11月22日 19時18分10秒 | Weblog
本日、アビーの後輩達の式典に出席するため、久々に外出しました。車で1時間ちょっとの道のり。ガソリンが残り少なく、補給しようといつものGSに行ったら定休日。仕方なく別のGSに行ったら、なんとそこも休み。日曜で3連休なのにGSが休業日だなんて予想外だわ!最後の望みをかけてH小学校の南のGSまで足を伸ばしました。そこは営業してたけど、セルフ式。うぇ~ん、セルフ給油なんてしたことないよ~(泣)。従業員さんに教えてもらいながら無事給油、っていうか結局全部従業員さんがしてくれたの。どうもありがとうね。

再び走り出し、高速入り口に来た。ETCレーンなのに2台前の車がバー付近で停止してるせいで後ろが渋滞。何があったのか不思議だわ。高速に乗っても混んでるし、フラフラ揺れながら走る車があるし、いつもより疲れたわぁ。過去、私はこの高速を平日13時から15時の間に走ってて、「貸し切り状態」が多くて快適だったから余計大変と感じたの。そして到着、式典開始。

式典が無事終了。帰り道に咲く野草がアビの後輩たちを祝福しているようです。


帰路にやたらお腹が空き、普段は立ち寄らない下りの三木サービスエリアへ。レストランがドッグフレンドリーのテラス席を新設置してて、ちょっと肌寒かったけど、そこでシーフードミックスランチ、ノン・アルコールビールを頂いたの。美味しかったです。その後ドッグランで遊んで、帰宅したら5時を過ぎてた。玄関でモックンが「おねちゃん、今までどこ行ってたん?」と少々お怒りでした。ごめんね、モックン。

コロナ第3波の今、外出自粛すべきかどうか迷いつつ出かけたけど、式典は20名限定で、机無し椅子のみ。間隔は広く、着席したら離席禁止、おしゃべりもなく、短時間で終了。やっぱり行って良かった。

ビクビクしながらではなく、以前みたいに気軽に外出できる社会に早く戻ってほしいと切に願います。そのために私ができることと言えば、やはり「かからない、うつさない」。基本的な事項の「こまめに手洗い・うがい」「3密回避」を手を抜かずにやっていきます。その他にできることには何があるかしら?

ワクチン

2020年11月20日 20時27分34秒 | Weblog
私、基本的にお薬は嫌いです。市販薬は買わない。サプリも飲まない。処方箋も医師に「お薬はあまり好きじゃないんです」と言って、必要最小限にしてもらう。「ややこしい患者さんやなぁ」とは言われたけどね。なんで嫌いかっていうと、理由は2つ。

①母がお薬を過剰に信用してて、あの薬この薬と毎日どっさり服用してました。お薬で安心できてるみたいだった。根拠はないけど、晩年に認知症を患ったのは長年お薬を飲み過ぎたせいではと怖くなっちゃいました。

②アメリカの市販薬が効き過ぎたから。昔、ハワイへ旅行しました(JALのリゾッチャ、ご記憶の方はそこそこの年齢ですね。機体塗装と制服が派手で、機内でビンゴゲームした。でも狭い狭い!乗客を詰め込むために座席数、増やしたでしょ?あ、話がそれた)。フライト中に頭が割れそうな激しい頭痛に襲われ、到着後更にひどくなり、気圧で脳内出血してるのではと心底怖かった。ホテルにすら行けない痛みに現地の薬局へ直行。「搭乗前は元気だった。機内で激しい頭痛が起こり、今さらに痛い」と言うと、薬剤師は迷うことなく錠剤を出してきた。あんなつたない英語で即断即決なんて適当過ぎると疑ったけど、私には他に選択肢はありませんでした。日本と比べて大きな錠剤。説明書通りに服用すると、あら不思議、数十分後にはけろりと治ったの。まったく信じられない効果よ。「お薬で痛みが治まっているだけ。到着日だけでも安静にしなくては」と思うのに、体は反対に異常なエネルギーが出て来た。ソワソワ、ソワソワ、あぁもうジッとなんてしてられない。なぜか超ハイになってクラブへ踊りに行きました。そして翌日は良くも悪くもない通常の体調。これ、どういうこと?欧米人とは体格が違う日本人の私は過剰摂取した?それとも日本では許可されないアヤシイ成分含有?たまたま私の体質なの?よくわからないけど、この経験以降、私はお薬を敬遠するようになった。

そして、今回のコロナ騒動。ワクチンができれば以前の生活に戻れるそうだけど、お薬嫌いの私としてはなるべくお薬を体に入れたくないなぁ。短期間開発という点が不安だし、外国製ならなおさら不安。必要な場合、日本人の体に合った日本製なら打つかも?皆さんはどうなさるの????

この年齢になっても一度もインフルエンザ予防接種すらしたことない私。でも罹患したことはない。「特に今年は摂取しといた方がいいよ」といろんな人に言われますが、それすらためらうワタシは無知で浅はかなのでしょう。今からでも、ワクチンしてくれる医院を探すべきかしら?

猫鍋に底砂

2020年11月18日 20時25分31秒 | Weblog
サブちゃんもモックンも使ってくれなかったネコ鍋。
                 
               ※amazonより画像転載

捨てるのはもったいないので、メダカを入れる容器に再利用。容積も大きく、広くて浅い形はメダカに最適なので多くのメダカを入れてます。


匹数が多いと当然ながら糞も多く、水が汚れがち。バクテリアによる糞の分解は遅いので、私がせっせとお掃除してます。底砂は掃除に邪魔なので使用しません。だって素人だから。


ただ、アルミ製品は昼夜で水温が上下しやすいのが難点。これからますます寒くなるしね。そこでやっぱり底砂を入れてみました、素人だけど。


なんかイイ感じです。まぶしさも減ったし。もっと早くしてればよかったわ。

ついでに液体バクテリアを補充しました。それでお掃除の頻度が下がればうれしいわ。

年齢を重ねて

2020年11月18日 06時05分14秒 | Weblog
好奇心旺盛な私は、過去に「とりあえずコレやってみたい!」と手を出したものが数々あります。でも、どれも長続きしてません。まぁまぁの段階まで来たら、「なるほど。こんな感じなのね」と<感じ>だけで勝手に納得しちゃう。

そんなわけで、家の中には出番のないお稽古グッズがひしめき合ってます。いつか使うかもと思うと処分がためらわれますの。特にフラメンコ用品。昔のドレスはゴワゴワの布地で作られ、ギャザーやフリルがいっぱい。そして全体がガチガチに糊付けされてるような固さと重さで、着用せずともドレス自体で直立できるのよ。もう踊らないけれど、こんな時代遅れの古い型でも思い入れがあって捨てられないの。

それならばと、まず手っ取り早く処分できる本やCDから捨てました。今の時代は自分で保管しなくても図書館やウェブサイトですぐ調べられるしね!語学、心理学、美術等の本が多く、中でもアフリカの各部族の王様とその暮らしをまとめた写真集は希少本なので図書館に声をかけたけれど、新品しか買わないからと寄贈を断られ、泣く泣く粗大ごみへ😭。

でも先日、捨てたうちの一冊が急に読みたくなった。どうしても読みたい。読みたいったら読みたい!捨てるんじゃなかった。

断捨離して初めて後悔したものは、この本。

書 名: 愛の断想・日々の断想(文庫本152頁)
著 者: ジンメル
訳 者: 清水 幾太郎
出 版: 岩波文庫
刊 行: 1980/04/16
ISBN: 9784003364413
<この本の内容>
ここに集められた「愛を知る人」をめぐる断想五九篇は、自らもひそやかな愛に生きた社会学者ジンメル(一八五八‐一九一八)の手になるものである。晩年の厳しく澄んだ思索の結晶である「日々の断想」一六六篇とともに、ジンメルの思想の特色である「試み」「断想」的性格の魅力が十二分に発揮された哲学断想集。
               ※写真・説明文共に岩波書店HPより転載


人は成長すると、仕事に生きる、家庭に生きる、学問・趣味に生きる等、人生の選択を迫られるんだけど、どの道を選んでもいずれ迷いが生じる。それは本当の自分、理想の自分、現実の自分の乖離に気づいて苦しむからじゃない???実は私もずーっと不安と迷いの中におり、苦しい時はジンメルのこの本を心の支えにしてきました。

なのに、その本を断捨離と称して捨ててしまった。歳を取って感受性が鈍くなり、不安の感じ方が減少して本が不要になったのだろうか。または迷いのない人生はきっと幸せな人生、私もそんな人生を過ごしたくて、無意識のうちにもうこの本に頼らなくても大丈夫な自分になりたかったのかも知れない。いずれにせよ、ジンメルの本を読みたい今の私も、数日したら読みたかったことすら忘れるでしょう。そんな私は多分幸せに一歩近づいたと思うのよ。歳を重ねるのは良いことかも知れないわね。

そして、本日もコロンちゃんのつたない泳ぎで癒されてます。
明日も良い日でありますように。

謎の電話がかかってきた

2020年11月16日 22時45分46秒 | Weblog
本日午後1時9分、私の携帯に番号非通知の着信がありました。

お友達の1人が防犯上の理由で非通知にしてる。てっきりその人だと思って電話に出たの。

相手:「・・・・・(沈黙)」
私 :「? もしもし?」
相手:「!"#$%&'()ertyuiop'&%$#"!"#$(中国語のテープ)」

これは新手の詐欺電話に違いない!もちろんすぐ切りましたが、録音はハキハキとしてて声が大きく、押しの強い女性の声でした。最初にしばらく沈黙の時間があるから、こちらがまず「もしもし」と言う羽目になるの。

今まで迷惑メールには悩まされましたが、電話までかかってくるとは・・・。
それも外国語(中国語)で!いったいどういうこと?

これからは、
・知り合い以外には出ない(=非通知メールには出ない)
・留守電メッセージで指示されている番号に絶対かけない
・着信のあった電話番号に絶対に折り返さない
・自動アンケートにボタンをプッシュして回答しない 

少し前は、中国から謎の種が勝手に送り付けられてくる騒動があったわね。あれもどうなったんたんだろ????用心深くしてるつもりだけど、これからますます気を付けて行かなくっちゃいけません。

モックンが・・・

2020年11月15日 17時47分05秒 | サブちゃん
サブちゃんがお空に行って早や3週間。
その後も「サブちゃんに」とお花を届けて下さる方がありました。
サブちゃんは本当にみんなに愛されていたんだね。
これも社会性のある賢いサブちゃんの人徳ならぬ猫徳ですわ。

サブちゃんを可愛がってくださった皆さま、誠にありがとうございます。
サブちゃん、好きだったお庭での一枚。寒くないよう、マフラーで保護。


アビとはよく一緒にいたね。


そして、残されたモックンですが・・・。

サブちゃんがいなくなる前後から、鬱状態になってるように思えるの。
かと思えば激しく甘えてくるし、よく鳴くようになった。
毛布をかじるという子猫自体の癖がなぜか復活。
飼い主から離れないモックンは、今ちょっと不安定な状態。
モックンにとってもサブちゃんの存在は、すごく大きかったんだね。

でも大丈夫だよ、モックン。
優しいサブ兄ちゃんはいつだってお空からモックンを見守ってくれているんだよ。
だから元気にこの冬を過ごそうね。

サイズ間違えた

2020年11月14日 16時15分35秒 | Weblog
冬が近づき、先日メダカを室内に搬入。置く場所がなく、もう使わない座卓を窓際に設置したの。
そこにメダカを入れた容器を乗せてみた。


午後からは日差しが当たります。


60cmスリム水槽用に水草を購入、マツモとアマゾンソード。飼育水を育成中につき、魚はいません。


以前はね、金魚藻みたいなアナカリス やカボンバ をよく使ったけど、私が栽培するとなぜか茎の部分がニュルニュルに腐って溶けたり、色が抜けて透明セロファンみたいになっちゃってた。そこで腐りにくそうなアマゾンソードにしたんだけど、サイズ間違いで背が高すぎた!

水中で斜めになってる水草。


よく見ると、葉先が水から出てる。仕方ないなぁ・・・。


そして夜桜ラメ、元気です。子供たちも親に引けを取らない体格に成長。


先日、勝手にダルマメダカに認定したコロンちゃん達。これがねぇ・・・。
胴がけっこう伸びてきたのよ、とほほ。認定取り消しかな?


それでも、3匹ぐらいはダルマ体型のまま。


これから寒くなるけど、みんながんばって冬越ししてね。

ぽりてぃかりー・これくと

2020年11月12日 09時10分56秒 | Weblog
先日の記事(勝手に認定!コロンちゃん)で、優性遺伝・劣性遺伝の話に触れました。異なる遺伝子が2つある場合、発現しやすい方が優性、しにくい方は劣性です。例えばアゴの形。片方の親が大きいアゴ(優性)を持ち、もう一方の親が平均的なアゴ(劣性)の場合、子供も大きなアゴになりやすく、劣性の平均的なアゴになりにくい。マブタもそうで、二重の親と一重の親の組み合わせでは、子供は二重(優性)になりやすい(なりやすいだけで100%そうなりません。ちなみに私の父は一重、母は二重。そして私は劣性遺伝の一重)。二重が優秀と言うのではなく、遺伝的になりやすいということです。

私の頃は学校で「優性・劣性」と習ったのでそう書いたけど、古くから「優劣」という字が誤解と偏見を招くとの議論があり、「顕性・潜性」に置き換えようとの意見もある。遺伝子に優劣はないのに、優れている・劣っているとの偏見を持たないようにさせるポリティカリー・コレクトの観点からみたいで、すでに両方併記された教科書もあるらしいわ。

ポリティカリー・コレクトといえば、過去にも伝染病を感染症に、痴呆症を認知症に、精神分裂病を統合失調症にと言葉の置き換えがあった。保育士も昔は保母さんって言ってたしなぁ。昔の映画でも「当時の社会を忠実に表現~」と、言葉遣いに対しておことわりテロップが入るものがある。魚の標準和名についても、日本魚類学会が「メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチ」の9つの差別用語を新規に名付けないこととし、従来の名前には改名すべきものもあると考えてるそうです。

そうそう、ある小学校ではあだ名禁止っていうニュースも見たわ、へぇ~!すべて「~さん」呼びで統一だから、低学年では「あだ名って何?」と言う子もいるそうな。もちろん酷いあだ名をつけられて本人が嫌がってるのなら、そのあだ名は止めるべきよね。ただ、長い名前のショウザブロウちゃんを短くしたショウちゃんっていう愛称も使わないんだろうか。あっ、苗字にさん付けでしたわね。失礼。

毎日ダラダラ過ごして行動力・思考力も日々衰退の一途にいるワタシ。せめて発する言葉は、ポリティカリー・コレクトに盲従するだけではなく自分でも十分に考えてからにしたいと思います。


淡路島へ行ってきたよ

2020年11月10日 20時18分44秒 | アビー
こんにちは、アビです。
私ね、おねちゃんと一緒に淡路島へ行ってきたよ。

まずは大橋を渡ります。もう何回通ったかなぁ。

一か所だけ波の立ち方が不思議なところがあった。うずしおに見えるんだけど、うずしおは鳴門海峡だし、ここは明石海峡だし・・・。


そしていつものお宿に到着。


ちょっと疲れた私は、早速自分のシーツを引いてベッドで一休みなの。


なんで疲れたかっていうとね、おねちゃんは旅の支度をする時、私のフードや食器、カッパ、タオル、お薬、洋服、マット、シーツ等をカバンに詰めてくれたんだけど、自分のお着替えを出しときながらカバンに入れるの忘れちゃったんだって!でもアビは驚かなかったよ、これがおねちゃんの平常運転なんだもん。そこで仕方なくお宿を通過し、隣町の衣料品店へ。おねちゃんがセーターとスラックス、下着や靴下などを買っている間、私はお車でじっと待っての。そしておねちゃんが帰って来て一言、「ほらほら、アビちゃん見てみて!5枚入りマスクが98円だったのよ。メチャ安いから4袋も買っちゃった」。ふーーん、そうですか。アビ、待ちくたびれたんですけど!

そして、おねちゃん待望の晩御飯。
前菜とサラダ。この白いのが花畑牧場名物の生モッツァレラ ~ブラータ~ 。これ、おいしいのよね。ブラータとは、バターのようなという意味なんですって。「トロッとろな口どけ」最高ですわ!


海鮮のバター焼き。さすが淡路島、新鮮な具材でほっぺた落ちそう。

これも淡路島自慢のお肉。塩&胡椒だけで十分に美味しいの。ワインが進む。

お写真撮り忘れたけど、焼き立てのキッシュも抜群でしたのよ。炊き立てご飯もおいしい。デザートはチョコレートアイスとフルーツゼリー。コーヒーもいただいたの。本当にお料理のおいしいお宿ですわ。

お久しぶりの2頭の看板犬。いつもテーブルに来てくれます。


アビもね、いつも通りご主人から茹でササミをもらっちゃった❤おいしかったわぁ。


もちろん小型犬が多いんだけど、この日はダルメシアンやシェパード、黒ラブさんにアビと、大型犬が4頭もいたの。


翌朝は雲ひとつない秋晴れ。飛行機がくっきりと見えました。


おねちゃんとワタシ、秋の一日。

しみじみしてると「アビちゃん、朝食行こ!」。おねちゃんにとっては食欲の秋なのね。写真以外にもトーストとコーヒーを頂きました。朝からモリモリ。

食後にチェックアウトし、お家へ一直線。その訳はサブちゃんがいなくなってモックンが初めての「一人お留守番」だったから。モックンは何とか大丈夫でした。ありがとう、モックン。

帰り道の大橋は工事中。お疲れ様です。


今回の旅行はGo toトラベル扱いで割安な上、地域共通クーポンまでもらってしまったの。何だか申し訳ない気持ちなの(おねちゃんがそれでお酒買ってのは内緒)。また行こうね、おねちゃん!