お:「モックン、だらだらするのが得意だねぇ」
モ:「だって、猫だから!」
お:「野良ちゃん達はキビキビしてて、寝顔なんか見たことないわ」
モ:「そんなおねちゃんだから、ボクが見せてあげてるの」
お:「えぇっと、ここはお礼言うとこ?ありがと!」
以下、プロのダラダラ技をご堪能下さい。
何となくお外をのぞいてみる。
うわ、やば!みんな働いてるわぁ。
でも、ま、いいか。ボクは猫だからのんびりお日さまに当たってごろごろしよっと。
ドテンと寝ころんだら、気持ちええわぁ。下のコードが痛いけど気にしない。
なんかご不審な点でも?
ないですか、そうですか。
じゃ、も一度リラックス。なぜか手がピーンと伸びてくる。
肉球、お好きですか?
あぁ、体の力が抜けて行く~。
グーグー、むにゃむにゃ、おやすみぃ~。
「ちょっともっくん、あんまり寝過ぎたら黒目が流れてしまうで!」
アッ、ほんまや!ボクの黒目が流れちゃった。
どうやったら治るんって聞いたら、おねちゃんは「モックンは猫やから、暗い所に行ったら大きな黒目が戻ってくるよ」って教えてくれた。おねちゃんは何でもよく知ってるなぁ。お礼の握手しとこ。
モ:「あ、おねちゃんの手、むくみ過ぎてドラえもんみたいになってるやん!これはおねちゃんが寝起きの時にいつもなる現象やん。おまけに布団の跡形がまだ消えてないし!実はおねちゃんも寝てたの?ダラダラのプロは実はおねちゃんなんと違うん?」
お:「モックンと違って、朝からずっとお掃除お洗濯してたの!そしたら腰がまた痛くなったからちょっと横になって休めただけなの。」
モ:「ふーん。理由はあるけど、今ダラダラしてるとこはお揃いだね!ボク達、気が合うね」
お:「う、ウン。これからも仲良くしようね」
ティーちゃんはねっとりとカメラ目線が得意な犬だった。動物を写すのは楽しいね。