ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

老化の進み具合は?

2007-09-01 15:34:40 | 独り言
朝日新聞beの「95歳・私の証 あるがま々行く」は聖路加国際病院理事長日野原先生のエッセイだ。
毎週楽しみに読ませて頂いている。
今週は「老化はバランス感覚に現れる」と題して、老化の進み具合を簡単に調べる方法を紹介してくれた。
高齢になるとバランス感覚が鈍くなり筋力も低下する。筋量は70代になるとピーク時の3割も失われ、同じ運動をしても若い人に比べて疲労度が増すと言ふ。
先生は人間ドッグなどで、この老化チェックを「閉眼片足起立テスト」と名ずけて、半世紀も前から実施している。

方法は簡単だ、目を閉じて片足で立ってみる、よろよろしないで体位を10秒以上保たれるか?50代を過ぎると片足で立ち続ける事が急に難しくなるそうだ。
より精密に調べるには、被験者を重心測定器という台の上に乗せて、重心の揺れをグラフにして調べる。
調査結果では50歳未満は10秒以上の片足起立が出来る。50歳代では8秒以下、60代では5~6秒、70代は3~4秒、80代では2秒以内との結果が出たそうだ。
不思議なことに女性は男性より長く「閉眼片足起立」が出来る。バランス感覚では女性が優れている様だが、筋力低下や骨租しょう症の進行がひどいので、倒れて骨折などするのは女性に多いらしい。
そこで高齢者は段差などで躓かないように歩き方を注意したら良いようだ。正しい姿勢でかかとから足を地につけ、他の足を前に投げ出すように歩く。この方法は生涯大学の「健康ウォーキング」で教示頂いた正しい歩き方と同じだった。小生も散歩の際はこの歩き方を心がけている。

試しに我が家でも夫婦で「閉眼片足起立」をやってみた。小生はせいぜい5~6秒位だったが、カミさんは何と15秒以上も出来た。50歳未満の結果が出た事になる。まだまだ若いバランス感覚を持っている。


コメント (2)
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