ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

まさか自分だけは

2007-09-21 17:40:50 | 独り言
グループメールの会のひとりが訃報を伝えてきた。同じ企業に勤務した小生より4歳も年下の方だった。悪性腫瘍系による病気との事だから「がん」性のものだった様だ。
同じ職場で一緒に仕事をした事はなかったが、ゴルフなども何度かご一緒した記憶がある。 合掌!

今朝たまたま朝日新聞に載った「日本がん協会巡回セミナー」の記事を見ていた。
「がん」は1981年からずーと日本人の死因のトップを続ける「国民病」になっている。
2006年には「がん」の死亡者は約33万人に上がったそうだ。
高齢化がすすむと、「がん」治療にかかる医療費はさらに膨らむと予測されている。
思うような治療が受けられずに病院を転々とする「がん難民」も生まれてきて問題になっている。
政府は「75歳未満のがん死亡率を10年以内に20%減らす」と明記したがん対策推進基本計画を閣議決定している。
さらに計画では、乳がんや大腸がんの検診受信率が現在20%にすぎないのを、「5年以内に50%以上にする」との数値目標も盛っている。

日本人が罹患するがんは、胃がんや子宮がんが減る一方で、肺がんや大腸がんが増加している。急速な「西欧先進国型」になり生活習慣が大きく変化しているかららしい。
現在、がんの大きな原因には30%が「たばこ」、35%が食事、10%がウイルスや細菌感染である。すなわち75%が生活習慣・生活環境によるものだ。
従前から言はれる様に、たばこは吸わない、アルコールは控えめに。運動して肥満にならない、塩分を控え野菜や果物多く摂るなどの単純な生活習慣の実施で、がんの予防をする事が大事になります。

小生の場合は、人間ドック検診でたまたま便潜血検査を受けた。結果は潜血反応が見られたとの事で、注腸検査を受けたのでした。そのレントゲンの映像では、やや盲腸部分の膨らみが足りないので、念の為にと内視鏡カメラによる検査を勧められた。
最初は躊躇したが、最終的に受診した結果で結腸部分に「がん」が発見された。幸いに一部が悪性だったが、転移の兆しもなく、「がん」部分の大腸を15Cm程切除しました。
その後3年間は定期的に検査を続けましたが、今は先生に完治と言はれております。
45年程の勤務中は病気らしい病気もせず、ましてや入院の経験も無い程の健康自慢でした。
たまたまの人間ドックでの検査の結果で早期発見が幸いしました。「がん予防はまず検診」が必要で、早期発見が「がん」から命を守る早道の様である。
まさか自分だけはと思わずに検診を受ける事をお勧めする。

コメント (2)
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