ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

チャイナ・フリー

2007-09-24 16:22:04 | ニュース 
米国を中心に、「China-free」と商品に表示する動きが拡がっているそうだ。
安全性に疑問のある中国商品は含まれていない、と安全を強調する意味に使われているらしい。
この「~のない」という意味の「フリー」は、「デュティーフリー」(免税)などに使われているものだ。
元来、日本では「フリー」は「自由」「好き勝手」と捉えられているが、本来の意味は何らからの拘束から解放された状態を指すようだ。従って「スモークフリー」は、たばこを吸わない人向けに「たばこで嫌な思いをしなくても大丈夫」となる。これが「たばこ吸い放題」などと読むと大間違いになる。
健康への関心から、最近は「アルコールフリー」「ミルクフリー」などの言葉も使われる様だ。
「チャイナ・フリー」は、中国商品を「ノー」とは強く否定はせず、含まれないから安心してという肯定的表現だ。
これは現在では中国製の製品をボイコットせざるを得ない動きに他ならないのではないだろうか?

たしかに現在の中国を報道で見る限りでは、あらゆる面で決して安全とは言へないのではと思う。衣料品をはじめ中国に製作を依頼している商品は我が国にも氾濫している。
スーパー等でも食品に中国産とあると、つい二の足を踏んでしまう。ましてや中国各地を訪れて、現地で食事をするなどは恐ろしくて出来ない。良く中国に旅している友人にその点を聞いてみたが一流どころのホテルは全く安心だと一笑されてしまった。
しかし13億の民を持つ中国の急速な発展の陰で起きている、環境汚染の問題も恐ろしいものだ。来年に迫った北京五輪会場を視察に訪れた競技関係者の話では、競技直前まで北京入りはしたくないなどの談話も紹介されていた。コピー商品の製作も大繁盛らしい。すっかり本物を真似た会社や工場まで作ってしまうというから凄いものだ。
あらゆる問題を抱えている中国。先進国の仲間入りをするまでには、まだまだ時間が掛かりそうだ。


コメント (4)
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