ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

サントリーよお前もか

2007-09-19 13:12:50 | ゴルフ
男子プロゴルフのサントリーオープン、台風で一日吹き飛んだが、結局は谷原選手がフジサンケイトーナメントに続きの2連勝を果たした。(両トーナメントとも54ホールに短縮のご難続きだった)
サントリーオープンは今年で35年も続いた、男子プロでは屈指のトーナメントのひとつだった。
元々は習志野CCのキングコースで開催されていた。現在の総武CCに会場を移したのは、習志野CCを経営していた日東興業が倒産したためだ。そこでかって日米対抗戦などの実績のある、お隣の総武CCに白矢の羽がたった。
そしてこのトーナメントの呼び物のひとつには、芸能人やモルツ軍団のスポーツ選手や招待客によるプロアマ戦があった。
この模様も例年TV番組として放映されてきている。スポンサーのサントリーにとっては格好の宣伝が出来ていた。
そして本選は日本有数の難コースだけに、例年伯仲した優勝争いが見られた。また多くの強力な外国人選手も招待され優勝争いに拍車を掛けてきた。
コースも東京からも至近距離に位置するだけに、当然の如く大勢のギャラリーも集めてきた。
スポンサーのサントリーにしても、大金をつぎ込むだけの宣伝効果は充分に果たしてきたと思った。
ところがある、何とこのトーナメントが今年で打ち切られる事が発表されたのだ。
サントリーは、別に女子プロのサントリーレディースを開催している。こちらは来年以降も続行が決まっているらしい。

只でさえ男子プロのトーナメントは減少を続けてきた。今年はなんと女子プロよりも10試合以上も少ない。
男子プロがもうひとつ盛上らない事に遠因があるのは自明の理だが、小生は今回のサントリーの決定は、大いなる裏切り行為に見えて仕方がない。こんな男子プロの苦境の時にこそ、35年間もトーナメントを続けたサントリーにも力を貸して欲しい。
前にも書いた事があるが、日本の大手企業は男子プロゴルフの冠スポーンサーから撤退を続けてきた。
このままでは日本男子プロゴルフは衰退の道をたどるしかなくなる。それだけは是非避けて欲しいものだ。

コメント (2)
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