ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「鬼平犯科帳の魅力」

2008-01-17 16:54:28 | 勉学
驚きました。寒くなるとは聞いていたが、朝は一面の雪でした。
道路や陽のあたる場所は夕方までには消えてしまったが、1月の雪は珍しい。

住まいの近くに駐車していた車も雪で重そう。

            

市民文化大学の1月は、3回の集中講座がある。今日はその第一回受講日。
小生の受講する「日本文化学科」は、何と「鬼平犯科帳の魅力」西舘忠久氏が担当。
江戸の古地図を見る為に拡大鏡の持参を指示される。
寛政の頃の江戸時代を描いた池波正太郎のこの小説、小生は大好きなものだ。
「剣客商売」や「真田太平記」の著書もあり、「鬼平犯科帳」と共に全て読んでいる。
鬼平研究家として名高い先生の話は、随分にも脱線の連続だが、博識振りには驚く。
池波正太郎氏は長谷川伸氏の「新鷹会」に繋がる作家であり、「鬼平」の出典探しの
顛末の話が面白い。
噂の高い田沼時代の悪政のなかで、親田沼派として後任の松平定信に疎外された
「鬼平」長谷川平蔵は実在の人物だが、その事跡が殆ど後世に伝わることがなかった
らしい。
近年は中村吉右衛門演ずるTVドラマが楽しみでもある。
あと2回、江戸の街、庶民の暮らしぶりなども講義が続く。楽しみに受講したい。

さらに「御宿かわせみ」の著者である平岩弓枝氏とも親交があるそうだ。「御宿かわせ
み」の作品の舞台探し談義等も聞かせて貰った。これも面白い。


コメント (11)
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