ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

岡田ジャパン始動

2008-01-18 15:47:31 | サッカー
997年11月17日、マレーシア・ジョホールバル。
フランスW杯のアジア第3代表決定戦。相手はイラン、2-2で迎えた延長後半の13分。
呂比須ワグナーが奪ったボールを、中田英寿が強引に持込みシュート。GKがこぼした。
そのボールを猛然と走り込んだ、岡野雅行がスライディングしながら右足で押し込んだ。
W杯に挑戦してから43年目にしてW杯本選に初の出場を決めた瞬間だった。
この予選の中途で日本チームは加茂監督を解任して、岡田コーチを後任監督に据えた。
背水の陣で臨んだ決定だったが、その結果で一躍「岡ちゃん」は国民的ヒーローとなった。

今回オシム監督のアクシデントの後を受け、サッカー協会は再び、岡田監督を選定した。
初出場のフランスW杯は、無残な3連杯を喫して岡田監督は辞任していた。
岡田監督はJリーグの「札幌K」と「横浜M」の指揮をとって素晴らしい結果を残した。
あのフランス大会時と根本的に違うのは指揮者としての力を充分に蓄えてきたことだ。
オシム監督により日本チームは底力が徐々についてきている。
オシム流の継承を元に、さらに飛躍するチームつくりに、強力な助っ人が帰って来た。
帰国して「浦和R」に復帰し常時代表選手入りを目指す高原選手の存在だ。

妥協を許さない姿勢で、フランスでの屈辱を南アフリカで晴らす。そんな決意が見えてくる。
岡田ジャパンの始動に、力強い日本代表の姿を見た思いだ。

練習での岡田監督

              
コメント (6)
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